story…68 ページ18
あれから1週間
今だに連絡は来ない
もう結果が来てもおかしくはないけど、彼女たちも忙しいのだろう
気にはなるけど、焦りはしない
赤司「今日の午後は暇か?」
A「ごめんなさい、今日は家の用事があるの
何かあったのかしら?」
赤司「いや、用事がないなら少し君と話したくてね
あれから夢に君が出てくるんだ
そしたらちょっとずつ君の事も分かってきて…
けどそれはただの夢かもしれないし、前世の記憶かも知れない
だから少しずつ君と触れ合って今の君を知りたいんだ」
A「…っ」((ドキッ
今…彼が笑った時…ドキッとした
今まで感じた事のない感情
でも言っている事は分かる
私も同じ気持ちなのだから
A「あ、ありがとう…なら明日はどう?
せっかくの休みだし、1日空いてるわ」
赤司「いいのかい?」
A「えぇ、私たちには時間が必要よ
それにあなたも同じ気持ちならそうしましょう?」
赤司「あぁ」
きっとこれは運命なのでしょう
だからもう否定はしない
その運命に従う
それに相手が彼なら私は構わない
そう思うのだから
赤司「なら明日10時くらいに集合でも構わないか?」
A「えぇ、大丈夫よ」
赤司「ならそうしよう」
そう言って征は私から離れた
さて、明日はどう伝えてましょうか
巴「聞いてたよ!!デート!!デートだね!!」
A「ちょ、そんなんじゃないわよ
ただ出かけるだけで…」
巴「それをデートと言うのよ!!もう!!キャーー!!いいね!いいねー!!」
A「私、変われるかしら…」
巴「どうしたの?」
A「きっと前世の私と今の私では全然違うと思うの
前世の私はすごく笑顔で楽しそうにしてたから…」
巴「大丈夫、安心して
Aにも絶対心から笑える日が来るよ!私が保証する!
なんてったって前世からの親友なんだからね!!」
A「えぇ」
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