story…67 ページ17
赤司「あれから双子から連絡は?」
A「まだよ」
赤司「そうか」
A「…。」
赤司「落ち着かないな」
A「えぇ…でもそこまでじゃないの」
赤司「そうなのか?」
A「きっと結果がどうでも変わらないのだと思う」
前世やら今やらで混乱してる
だからこそ慣れてしまった自分がいるのよ
赤司「君はあの話を聞いてどう感じた?」
A「本当にそんな事があったのか疑問に思ったわ…けど信じられないけどそれで納得してるの
私はきっと思い出してないだけ、本当に前世とかあるんだって理解するようになったわ」
赤司「そうか…君もそうなんだね」
A「あなたも?」
赤司「そりゃ最初は信じないさ、けど時々流れるあの映像や、他の者の話を聞いてからは信じるようになった」
彼とは恋人同士だった
けど私たちは互いに戦うべき相手だった
とても苦しい経験をしてたのね
A「ちゃんと思い出しましょう、赤司くん」
赤司「あぁ……白鳥」
A「はい?」
赤司「良ければ君の事を"A"と呼んでもいいかい?」
A「べ、別に構わないけど…」
赤司「なら君も僕を名前で呼んでくれ」
A「わ、分かったわ」
赤司「よろしく、A」
A「えぇ…"征"」
ピリッ_____
2人:!!?
触ってもいないのに今っ___
『どんな状況になっても僕は君を守る…だから僕と一緒に居てくれ…"A"』
『えぇ、私も誓う…私もあなたを守るわ…"征"』
2人:ハッ!!
私たちは互いに顔を見る
昔もそう…呼んでいた…
赤司「なんかもう…そうなんだろうね」
A「えぇ、そうね」
言わなくても分かる
きっとこれはもう_____
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