story…６６ ページ16
？？sied
「失礼いたします」
「ようやく来たのね…それで？」
「大変お待たせ致しました
奥様がお考えになられた通りでございました
A様はこの間から鳳家のご長女様と家の中で話しておりました」
「そう…その中にいたのね…赤司家の長男が」
「はい…そしてその中には"紅緒家"の長男長女もいらっしゃいました」
「なっ…なんですって！！？それはどう言う事！？」
「あの時、どうやらお呼びしていたそうです」
「なんてこと…」
「どう致しましょうか？」
「今すぐに彼らの行動を調べなさい」
「かしこまりました」
使用人が部屋を出た後
一口お茶目を飲みため息を吐く
「まさかこんな事態になるなんて…早くあの方に知らせなくては！」
女性…白鳥繭子は夫である白鳥純太郎に電話を掛ける
ｐｒｐｒｐｒ…
ｐｒｐｒｐｒ…
白鳥母「あっ！あなた！今大丈夫かしら！？」
白鳥父『どうした？お前が電話して来るの珍しいじゃないか』
白鳥母「Aさんが紅緒家と会ってしまったわ」
白鳥父『なに！？どうしてそうなった！護衛は付けていただろう！！』
白鳥母「その日は巻かれてしまい、GPSも途中ですが落とされてて…
鳳家に潜入していた者が伝えてくれたのよ！！」
白鳥父『なんたる失態…あの子にだけは知られてはいけない！』
白鳥母「えぇ、だからこそ早めに手を打たなければ…」
白鳥父『今すぐでも進めよう』
白鳥母「そうね、ならば私から連絡しておきます」
白鳥父『あぁ、よろしく頼む』((ピッ
電話が終わった後、すぐ部屋を出る白鳥繭子
白鳥母「聞こえるかしら？」
「はい、ここに」
白鳥母「今すぐに出るわ、出しなさい」
「はっ！」
白鳥母「あの子を渡す訳にはいかないわ…あの子は私たちの大切なAさんなのだから…」
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