story…63 ページ13
柚鈴「思い出したんだですか!?」
巴「いやこれは今回の話よね?」
赤司「あ、あぁ…僕は幼い頃、よくある家に遊びに行ってた記憶があるんだ
何処だかよく覚えていないんだが…今少し記憶が流れたんだ
そこは大きい庭で…僕の目に女の子が映っていた
ある日、野良犬が入ってきて…その子が僕を庇って傷を付けてしまって…」
巴「傷…?」
赤司「あ、あぁ…噛まれてしまったんだ…確か右腕…かな?」
巴:!!
赤司「そして最後の僕の記憶が正しかったら…遊んでいる途中で知らない男が現れて…そのまま…」
もし本当にそうだったとしたら
私は前世だけではなく、この世界でも昔から赤司くんと出会っていたというのかしら?
巴「やっぱり間違ってなかった」
A「え?」
巴「ほら!これだよ!」
巴がいきなり私の右腕を出す
全員:!!!
そこには傷跡があった
確かに昔からあるけど…確かになんの跡かはわからなかった
赤司「そんな…じゃあ君が…」
A「…。」
何も分からない
けど私の心の奥が騒いでる
これが真実なのだと
A「私が本当に紅緒家の方だとしましょう…でも何故私は今白鳥家にいるの…?」
巴「それが良く分からないのよね」
柚鈴「きっとあいつらお母様たちに恨みがあるから姉様を攫ったんだわ!
それに姉様は小さい頃から優秀だと言っていたもの」
もし本当にそうなら私は偽りの家族と共に過ごしていた
けど大切に育てられていた
すごく…複雑…
結弦「今回の検査で俺らとの関係が家族だったら…戻ってきてくれないか?」
A:!!
柚鈴「私たちはもちろん、お母様もお父様もずっと探していたの!
この世界ではみんなで幸せに暮らしたい
その為にずっと私たちは姉様を探していたんだから!」
私は_____
31人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ