story…39 ページ39
赤司「聞いていいか?」
青峰「なんだ?」
赤司「その前世とやらでは僕はどんな感じだったんだ?」
青峰「お前は俺の国大将やってたぜ」
火神「Aは俺の国の大将」
A「た、大将って…どういう世界観なのよ…」
火神「今じゃ考えられねぇけど、俺らの前世では戦争が当たり前だった」
2人:!!
青峰「国同士が争えば、国内での争いもあった」
赤司「まさか歴史書に残ってるあれか?」
火神「あぁ」
まさか本当にそんな事が…
まだ信じられないわ
火神「お前はめちゃくちゃ強かったんだぜ?」
A「え?」
火神「俺らの国で一番強かった」
青峰「俺らの国ではもちろんお前だ」
赤司「信じられないね」
青峰「なぁ、A」
A「は、はい」
青峰「あんまこんな事聞くのはあれなんだけどよ…お前親離婚とかしてんのか?」
A「なぜですか?」
青峰「いや、俺らが知ってるお前の名前は"紅緒"って苗字だったからよ
お前だけ苗字が変わってからさ」
赤司「失礼だよ、大輝」
A「大丈夫ですよ、それにうちの親は離婚はしていません」
青峰「そ、そうか、なんか悪ィな」
A「いえ」
赤司「…。」
火神「まぁ、こんな話はしたけどよ
別に今までと変わらねぇーよ
ただ昔みたいに仲良くしてぇわけだ」
青峰「俺も同じ考えだな
それに今回は戦いの代わりにバスケで楽しめそうだしよ」
火神「ははっ!それな!」
前みたいに仲良く…か
そんな事急に言われても難しいけど…
挑戦してもいいかもしれませんね
私は人と距離を置き過ぎている
ここで向き合うのも一つの進歩
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