【黒子のバスケ】あなたの歌姫 ３

story…１０９ ページ29

A「ただいま…あれ？あかりついてる？」


「おぉ！おかえり！A！！」


A「お、お父さん！？あれ？今日も遅かったんじゃ…」


父「急なキャンセルが出て、お昼からフリー！！」


A「あ、そういう事か」


父「じゃあ今から父さんと買い物行こうか！！」


A「えー…」


父「え！！？」


A「大人しくしてる？」


父「…頑張るっ！！」((ﾍﾟﾛｯ


A「約束破ったらお父さんと一週間LINEしないから！」


父：ガーン！！


A「だからちゃんと大人しくしてね？」


父「…はぃ」






やっぱり不安でしかない


お父さんと出掛けられるのは嬉しい


けどいつも嬉しいのかはしゃいじゃうから周りの人にバレる


それが私は嫌だ


注目を浴びるし、お父さんの娘だとバレると周りからの反応が嫌だ





父「が、頑張る！！」


A「なら行こうか」((ﾆｺｯ


父「…うおおぉぉぉぉぉぉぉ！！！」


A：ビクッ


父「今すぐ準備するからね！！待っててね！！」


A「…。」






やっぱり不安でしかない


本当に大丈夫だろうか


いやバレそうになったらお父さんを置いて逃げよう


バレると厄介だもんね






父「準備出来た！！」


A「早っ！？」


父「仕事上いろいろ準備も早いからな！

Aと２人きりのデートだなんて久しぶりだなぁ

いつぶりだ？いやもう何年も前？楽しみ過ぎるー！！」





あなたはどこぞかの中学女子ですか…


まったく…でもこうして喜んでいるのを見れて嬉しい自分もいる


バレるのは怖いけど、私も楽しみたいな






A「じゃあ私も着替えて来るから待ってて！」


父「いつまでも父さんは待つぞ！！」


A「う、うん」

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