1-A 上杉の彼女 ページ2
・ 上杉 side
只今秀明。
今から、いとこの和乃に、
羚亜を紹介しなければならない。
あー…面倒。
「和典、顔に出てる。」
「しゃーねーだろ。
あいつと1時間一緒にいてみろ。
疲労感半端じゃねーかんな。」
へぇ、と口角を上げる羚亜。
こいつが、俺の彼女の 美野羚亜、だ。
頭脳明晰、成績優秀、冷静沈着。
それが、彼女の一般的なイメージらしい。
実際？
んなもん、関わんねーと分かんねぇだろ。
ふと、腕時計に目を落とした。
…遅い。
1人苛立っていると、不意に肩を叩かれた。
「ん？」
「あの子？和典に似てるよね。」
視線だけで遠くを差す彼女。
栗色の瞳に、涼やかな光が浮かぶ。
「あぁ、そうだよ。」
俺がそう言ったのと、和乃が気付くのは、
ほぼ同時だった。
「典ー！！」
「…叫ぶな、バカ。」
ヒールを鳴らしながら、近付いてくる和乃。
よく考えれば、こいつと会うのも半年ぶり。
同じ塾なのに、って？
こいつ、サボり癖あんだよ。
誰に似たんだか…。
久々に向き合えば、
俺よりも数�僉槌檗�2�冉悗�高くなっている。
「お前、また背 伸びたのかよ。」
「ふふん。いーでしょー？
…あ！！もしかして、噂の彼女さん！？」
和乃が、羚亜の手を強く握った。
「…初めまして、美野羚亜です。
よろしく。」
「わぁ、典の彼女！！ハイセンスじゃん！
私は佳月和乃！和乃って読んで！」
控え目に頷いた彼女。
確実に、圧倒されてる……。
・
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エイミー(プロフ) - aikoさん» aikoさん！コメントありがとうございます！！ 良かったです(*^^*)笑 (2017年8月22日 9時) (
レス) id: 18c0d67c28 (このIDを非表示/違反報告)
aiko - とっても泣きました。 (2017年8月18日 0時) (レス) id: 27fa10d97e (このIDを非表示/違反報告)
エイミー(プロフ) - kokoa様☆ありがとうございます！頑張りますー♪ (2016年3月12日 21時) (レス) id: c472ba4c17 (このIDを非表示/違反報告)
kokoa - すごく面白いです！続き楽しみにしています!(^^)!更新頑張ってください<(_ _)> (2016年3月12日 18時) (レス) id: 74a47641c3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：エイミー x他1人 | 作成日時：2016年3月6日 16時
