呪いの果てに (ページ20)

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彼女が言った通り

今年ホグワーツに戻るつもりは全くなかった。

ヴォルデモートを倒すべく

僕も外で戦いたいと

騎士団の会議で主張した。

けれど、

僕がいるべきは学校だと

周りの大人から説得され。

ハリーや

(ほとんどハーマイオニー)

とも相談して決まったことだった。

僕が出来るとしたら、あちらのスパイだ。

それは他人にはできないし

僕が一番適任なのは明白だった。

数人は表に出さないが

賛成しているようだった。

けれど、ロンの母が決して許してはくれなかった。

それに、あとから見つかった

ダンブルドア先生からの手紙には

そのことについては反対する。

と書いてあった。

僕の行動はお見通しであったようだ。

そして、理由も共にあった。

『ホグワーツのみなを

　守ってほしい＿＿＿＿』

この理由が騎士団全体の相違となり、

僕はホグワーツに戻ることになったのだ。