ひさしぶり ページ5
ガ「それでリーがそう言うんですよ〜！
いやー、あいつはアツい男だ！！」
『んふ笑笑ガイさんはリー君が大好きなんだねぇ。』
私達は街中に降りて、飲食店に入った。
ガイさんは酒が入ったからなのか、大声でよく喋る。
カカシはその話に時々口を挟みつつ、笑みを浮かべていた。
やはり、ガイさんとカカシの仲は前と変わらず平常運転らしい。
嬉しいことだ。
カ「で、お前の方はどうなの」
『ん？どうって？』
カ「とぼけちゃって。任務一人でこなすなんて大変でしょ。」
ガ「そうだ、Aさんこそ噂を全く聞かなかったんで心配してたんですよ！」
『ほう、そりゃ良い兆候だね。私の情報は火影様しか知らないもの。』
酒瓶をぐいと飲み干す。
カ「あ、やっぱり？」
ガ「え？！なんでですか？！」
赤ら顔のガイさんが身を乗り出すのを、カカシが片手で抑え込んでいる。
『私の場合色々あって、、実際、私の存在を知っているのはこの世界で10人にも満たないかもねぇ。
私がそもそも忍者だってことも大抵の人が気付かないんだもの。』
私の任務は特殊で、里の外で木の葉の不利になる様な情報や組織を、徹底的に潰すというものだ。
暗部よりも更に影で行動しているので、正体を一切知られてはいけない。
その仕事において私は適任だった。
残念なことにね。
少しだけブルーな気分になりつつ、顔だけは笑顔を取り繕って、3人で談笑していた。
・
・
・
『うぅ、、吐く、、』
カ「バカだねぇ、飲み過ぎるからでしょ。」
『みんなと会えて調子乗っちゃったんだよ、、ぐっ、、』
ガ「あの、よければ俺がお送りして、、」
カ「あ、コイツん家は俺知ってるからガイはもう帰って良いよ。」
ガイさんは少し迷っている様だったが、結局カカシが家まで連れてってくれることになった。
『、、、、。』
カ「、、、、、。」
こ、、こぇぇ、、、！！
2人になると終始無言である。
冷たい風のおかげで、少し酔いの火照りも冷めてきた。
『あ、あの、もう酔いも覚めてきたことだからさ、、』
カ「だーめ。Aは1人にしておいたら何するか分かったもんじゃないからね。」
目の前でイチャイチャパラダイス歩き読みしてる人に言われても説得力がない、、、。
気遣われる嬉しさと、変わらない彼の趣味への呆れが入り混ざる。
こうして私達は、夜の木の葉の里に消えた。
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明里香(プロフ) - らーめんの話、許さざるおえないじゃなくて、許さざるを得ないです。 (1月2日 18時) (携帯から) (
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明里香(プロフ) - 能力の話、せざるおえないじゃなくて、せざるを得ないです。 (1月2日 18時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雨雲 | 作者ホームページ：hagabekhof・anko 112we
作成日時：2022年3月29日 23時
