スカウトは突然に ページ3
私をスカウトしてきた彼女、あんずちゃんに連れられて、私は今、アイドル科の生徒会室の前にいる。
私にアイドルなんかできるわけがないし、そもそもこの学校のアイドル科は男子だけだったはず……。
どうスカウトを断るか、頭をフル回転させていたら、
「Aちゃん、これからよろしくね!」
なんてあんずちゃんがキラキラの目で訴えかけてくるから断りに断りきれずにここまで来てしまった。
「とりあえず生徒会長に会いましょう!話はそれからで!」
と言われ、渋々あんずちゃんの後について生徒会室に入る。
「失礼します。生徒会長、スカウトした子を連れてきました!」
「あんずちゃん、よくやってくれたね!」
生徒会長をあんずちゃんの後ろからチラッとみると、かなりの美形だ。当然か、アイドルだもんね?
とりあえずアイドル科を束ねるアイドルのトップのような人だから、きちんと挨拶をしなくては。
『はじめまして、普通科の藤原Aです。』
「はじめまして、Aちゃん。僕は生徒会長の天祥院英智。君をあんずちゃんにスカウトさせた者だ。これからよろしく頼むよ。」
いや"これからよろしく頼むよ"も何も…
と、この話を断ろうとした時だった。
生徒会長室の扉が勢いよく開いた。
414人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「あんスタ」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
妖精・ナルル(プロフ) - はすさん» 返信遅くなってごめんなさいっ(汗)楽しみに待ってますっ! (2022年1月24日 19時) (レス) @page7 id: 7f2e06c0f1 (このIDを非表示/違反報告)
遊星(プロフ) - はすさん» 分かりました。更新お待ちしてます。 (2022年1月21日 22時) (レス) id: cc3dcebb37 (このIDを非表示/違反報告)
はす(プロフ) - 遊星さん» ありがとうございます!頑張って更新していくので、どうぞよろしくお願いいたします! (2022年1月21日 8時) (レス) id: a26ec4d50f (このIDを非表示/違反報告)
はす(プロフ) - 妖精・ナルルさん» ありがとうございます!嬉しいお言葉励みになります!これからも頑張って更新していくので、どうぞよろしくお願いいたします! (2022年1月21日 8時) (レス) id: a26ec4d50f (このIDを非表示/違反報告)
遊星(プロフ) - この話の続きが気になります。 (2022年1月20日 22時) (レス) id: cc3dcebb37 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:はす | 作成日時:2022年1月20日 17時