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夕日に照らされた二人の青年は小指を絡めあっている。


「……い……には、……てね」


手入れの行き届いて居ない髪が特徴である、顔の整った少年は、確かにそう云った。
とても大切な想い出だったはずだ。
なのにどうしても思い出せない。


«忘れてしまう程度の約束、そんなものは思い出さなくていいだろう»



俺の中にいるオレが囁く。



嗚呼、そうだな大嫌いな奴の云う事なんて
忘れてしまえばいいか。


«そうだ、大嫌いなんだ、だから忘れちまえよ»



オレが嘲笑った。


それに対して寂しそうに聞くもうひとりの自分は悲しそうな顔をして言葉を呟いた。



【それは本心?】






素敵な企画に参加させていただきました!!!
太宰さんのお誕生日に捧げる作品その2です。
BLにならないかもしれませんが、一応フラグたてておきます。

不器用な太宰さんと鈍感な中也さん

*捏造。
*妄想。
*BL……?
*本気で書きましたが駄文、文章が幼いです。

それでも宜しければ
とりあえずゆっくりどうぞ。←

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\(・∀・)/ありがとうございます執筆状態:連載中




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(プロフ) - 新那さん» そうですよね!更新頑張ってください! (2017年6月3日 13時) (レス) id: 1f04ec0088 (このIDを非表示/違反報告)
新那(プロフ) - すたぁさん» ありがとうございます!!!文章美しくないですよ汗、ですが褒めてくださりありがとうございます (2017年6月3日 13時) (レス) id: b29d04a7cb (このIDを非表示/違反報告)
新那(プロフ) - 零さん» そう言ってくださると嬉しいです!!!公式でも太宰さんが中也にこんな風に思っていたらなあと思ってます()更新頑張らせていただきます (2017年6月3日 13時) (レス) id: b29d04a7cb (このIDを非表示/違反報告)
すたぁ(プロフ) - 素敵!!こういう解釈もあるのだなぁと思いました、そして文章が美しい・・ (2017年6月3日 13時) (レス) id: 47c7932670 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 太宰さんが中也に抱く思いと、一番の好きにはなれないから一番の嫌いになろうとするのが、よく文章で描かれてて凄く面白いです!更新頑張ってください! (2017年6月3日 12時) (レス) id: 1f04ec0088 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:新那 | 作成日時:2017年6月3日 12時

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