【銀魂】空から女の子が降ってきました。17

第六百四十九訓 ページ6

アフロの二人がバチり、暗雲立ち込める事となった採用試験。



総悟からも「終兄さん」と呼ばれる彼は余程強いらしく…彼に勝ったなら面接抜きで合格との事。



そんな強い斉藤君であるが、一方の桂君も強い。とってもとてもバカだけど。





まあ、案の定というか撃ち合いは続きも続き。









.









『……いやこれいつまで続くんです？』



土方「勝負が着くまでだな」



沖田「んな事ァ分かってんですよ。けどもう一時間経ってますぜ？」



『私約束してるんで、そろそろ茜ちゃんとデートしてきたいんですけど』



土方「お前は仕事をする所から始めろ」



沖田「茜って誰ですかィ」



『簪屋の娘さんだね。可愛らしい桃色が似合う女の子だよ』









そろそろ一時間である。





え？何これ？確かに目の前では激しい攻防が繰り広げられているけれど一時間も同じ剣戟見せられても飽きるだけだよ？


飽きの次に来るのは苛立ちだよ？イライラしてきたよ？帰っていい？







近藤「そ、そろそろ良いんじゃないか二人とも！！」







＿＿＿＿＿＿ドドドッ、
＿＿＿＿＿＿ドガァンッ！！！







近藤「そ、ろそろ……良いんじゃ…その、辞め、」







＿＿＿＿＿＿ドガドガッ、
＿＿＿＿＿＿ズダァンッ、！！！







近藤「辞めろって言ってるだろうがァァァ！！！」







最終的に近藤さんが止めて引き分けに終わった。





…………でもこれ結局この桂君(バカ)どうすんの？








＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿






＿＿＿＿＿＿






＿＿＿








なんやかんやあり。







『え、三番隊？』



土方「……あぁ」






桂君(バカ)……いや、柱君(バカ)は斉藤君が隊長を務めている三番隊に入る事となった。


それと後から知ったのだが、内部粛清という事もあり三番隊は"隊"なのに斉藤君一人である。それでついた異名は「沈黙の部隊」なんだとか。





でも、だ。






『斉藤君、柱君を見た瞬間向かっていきましたよね？大丈夫なんです？内輪もめとか……』






そう、斉藤君は何故か今までの採用試験とは全く違う行動……桂君に挑んで行ったのだ。


二人は初対面のハズ。だから何か別の感情があるに違いない。そんな二人が同じ隊だとか…






土方「いや、大丈夫だろ」



『？何でです？』



土方「アイツが柱に挑んで行ったのはアフロキャラが被ってるっつー理由らしいから」



『やばしょうもな』









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