【銀魂】空から女の子が降ってきました。17

第六百八十六訓 ページ42

はい、そんな訳でですね。






新八「ちょっ、どうするんですか乱闘になっちゃいますよ！？」






絶賛ピリピリ空気中です。

前回桂くんが勝手に墓穴掘って自滅して正体バレたからね。そんで逃げる気満々だからね。






『桂くんってさあ』



銀時「おう」



『バカだよね』



銀時「今更だけどな」






つかあの桂君とかいうおバカはこれからどうする訳。正体バレたからには計画は丸潰れだよ。こちらとしては有難い限りだけど。






桂「まあバレる事も想定内…俺はもう第二の布陣はしいておいた！！」






え、まだなんかやるつもりなの？懲りないね君。






桂「エリザベスが貴様などに手なずけられるか！貴様の気が俺に向いている間に、エリザベスは隙を見て屯所中に爆弾を仕込んだのだ！迂闊だったな！！」



『！』






桂君の傍らには大量の爆弾を持ったエリザベスが駆け寄ってきていた。ありゃりゃ、可愛い顔して凄い事するね。


つかこれはこれは…いや、流石にダメでしょー………動くか？






桂「この起爆スイッチ一つで、貴様の努力は屯所と共に塵芥となるのだ！！」



『っ、』



銀時「待て」






流石にダメだな、と思い飛び出していこうとする。


……が、銀時君に腕を引かれて止められた。疑問に思い彼を見ると…彼は笑っており。





次の瞬間には、









＿＿＿＿＿＿ガキンッ、！！









『！』






斉藤くんが瞬く間に屋根の上に飛び上がり、桂君に斬りかかっていった。


その速さたるや、舌を巻くほど。桂君も咄嗟に防いだものの対応しきれずに頬に斬撃が掠り…鮮血が一筋流れた。






新八「斉藤さんが……セリフなしに自分で…！」






………へー、ナルホドね。銀時君よく見てるなぁ。






銀時「どうやら俺達の言葉はもう必要ないらしいぜ。ヅラ(奴)にむける言葉、見つかったか」



『へぇ、じゃあ依頼完了かい？ってなると私の手紙も先送りとなるかな』



銀時「いやそれはしてやれよ」



『帰りな？』



銀時「なんで？」






てかいつの間にか真選組隊士達全員のアフロ取れてんのジワるな。何なんだろ、さっきの爆風で吹っ飛んだのかな？そんな事ある？











.










桂「行くぞ！エリザベス！！」



斉藤「……！」










でも二人が全部さらけ出して戦うのは少し見物だね。どちらの方が上なのか……結果はどうやら。










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