31話:対青葉城西 ページ42
ついに来た。因縁の相手、青葉城西。まぁ、私は因縁ないけど。
澤村「行くぞ!」
全「おぅ!」
絶対に負けない。今回、私は試合に出ない。理由?自分の力で壁を打ち抜かないと。
『.....日向。』
日向「は、はい!なんですか?」
『相手は高い高い壁だ。一人じゃとても越えられない。打ち砕けない。』
日向「俺じゃ....」
『でも!』
『日向は1人じゃない!バレーボールは、六人で強い方が勝つ。お前ら二人、なんでも足し算を急にかけ算にしたんだって?』
日向「掛け算?」
『変人速攻。なら、大丈夫でしょ。仲間を信じろ、努力を信じろ。もう、落ちた強豪飛べない烏、なんて言わせるな!』
日向「はいっ!」
『田中ー!』
田中「なんだ?」
『はぁ.....お前、平凡だろ。』
田中「そんなの分かっt((『だから。』ん?」
『試合中、絶対に立ち止まんな。』
田中「あぁ?」
『ガラ悪っ!はぁ。試合中、精神的に立ち止まんなよ?んな暇あるなら進め。』
田中「.....おぅ!」
立ち止まるなよ、バカ。
『さーわーむーらーさーん。』
澤村「おぅ!どうした?」
『主将!よろしくお願いします!私は出ませんけど、同じように戦ってますから!』
澤村「任しとけ!」
この試合。勝て。絶対に。そして.....過去を超えるんだ。
そのためにも、よろしくね。日向。
ピピーッ
試合、開始だ!
一セット目、取られた。
『はいはい、落ち込まないでくださいねー。』
田中「軽いわ!」
『これくらいじゃないとお通夜みたいな顔してコートに戻るでしょ。』
田中「(ギクッ)」
『いやー、テストで赤点とるのとどっちのが怖いのか気になってね。』
田中「こっちだろ!」
『よっ、バレーバカ。』
田中「うるせっ!」
ドっ
烏野の雰囲気が柔らかくなる。
『みなさん?もしかして攻撃は応用できないと思ってます?臨機応変に対応してくださいね。』
影山「......どうやってですか?」
『ボールの位置、飛ぶ場所、飛んだ場所。全てをよく見て、どうしたら一番良いパターンか考えるの。影山はそれができるから。』
西谷「やっぱ、あのレシーブスゲーな!」
『うん。でもさぁ、木兎さんの拾えてたから大丈夫でしょ。』
ピピーッ
澤村「2セット目、絶対とるぞ!」
全「おぅ!」
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(名前)(プロフ) - 面白すぎます!応援してます!更新頑張ってください!応援してます! (2020年6月21日 20時) (レス) id: 0a80c4d22b (このIDを非表示/違反報告)
結希(プロフ) - ボーカロイド好きの一般人。さん!19話見てくだされば分かります! (2020年5月10日 22時) (レス) id: 7cd566faf3 (このIDを非表示/違反報告)
結希(プロフ) - 夢女子ターニャさん、ミスってました!すいません! (2020年5月10日 22時) (レス) id: 7cd566faf3 (このIDを非表示/違反報告)
ボーカロイド好きの一般人。 - フレッドは生きてる感じですか? (2020年5月8日 18時) (レス) id: e693346c89 (このIDを非表示/違反報告)
夢女子ターニャ(プロフ) - 川西って二年生ですけど間違ってません? (2020年5月5日 6時) (レス) id: 8eb6e392dd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:結希 | 作成日時:2020年4月18日 5時