4話:秦国 ページ5
『私も鬼だからな。』
王騎「?!私たちを、食べるのですか?」
『食べることも出来る。でも、私は食べたくないのでな。それに、私は普通の鬼とはなり方が違う。だから人の血肉を食わずにすみ、また日に当たっても死なない。そして、鬼を滅ぼそうと思っている。』
王騎「そうですか。あなたみたいな強いひとと戦うことになるのかと思ってヒヤヒヤしましたよ。」
『そうか......さて、そろそろ戻ろう。明日も仕事があるのだろう?』
王騎「そうですね。」
朝。おそらく八ツ半(昔で言う朝の三時)頃。そろそろここをお暇させてもらおっと。剣術は教えたしいいかな?置き手紙くらいは置いておくか....?置いとこ!なんか大変な時に助けてもらいたいしね(ゲスい)だって将軍ってことはかなり権力持ってんじゃん。
ふわぁ。なんか数年たったみたいだよ。まぁ、寝てたからわかんないけど←
数年単位で寝たのは初めてだな。てか、鬼が居ないか確認しないとな.......そういや、王騎さんは秦国にいるって聞いたな。行ってみようかな......暇だし←
ん?あれって....
楊端和「おや、Aでは無いか。久しいな。」
『楊端和か。あぁ、久しいな。ところで、何かあったのか?』
楊端和「あぁ。交渉をもちかけている。」
ふむ。まぁ、予想する反逆かぁ。面倒くさ。
『ふむ。成功したら中へ入れて欲しいのだが....』
楊端和「いいぞ。おや、もう入るようだ。」
『また。』
生きて出てこれるといいなぁ......
成功したみたいだな。
楊端和「成功だ。中に入っていい。」
??「その者は誰だ?」
『海を渡って日本から来た。夜月Aという。よろしく頼む。』
嬴政「秦国の王、嬴政だ。よろしく頼む。しかし、何用でこの国へ?」
『.....鬼退治だ。人を喰らう鬼が居ないかの調査へ来た。まぁ、数百年先かもしれぬが.....』
嬴政「どういうことだ?」
楊端和「つまりは、Aは遥か未来からこの国へ来たもの、ということだ。」
嬴政「そのようなことが有り得るのか?」
『有り得るようだ。私のいた時代はもっと文明は発達していた。大陸であるからには、もっと発達しているはずなのに、むしろ退化している。』
嬴政「なるほどな。」
楊端和「この者は我々山の民からもしたわれている。入れても良いか?」
嬴政「構わない。」
『恩に着る。』
楊端和「それでは、行こうか。」
秦国へと、私たちは歩を進めた。
37人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
菊理 - 質問です!いつからうらツクをやっていらっしゃるのですか? (2020年6月11日 21時) (レス) id: 4b1ede1be0 (このIDを非表示/違反報告)
巴(プロフ) - 鬼滅とキングダムのクロスオーバーは最高ですね!更新楽しみに待ってます! (2020年6月4日 23時) (レス) id: 3c345c36dc (このIDを非表示/違反報告)
いぶ - 面白いです!ついにキングダムにもクロスオーバの時代が! 更新応援してますうう! (2020年5月30日 21時) (レス) id: 4556abf82f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:結希 | 作成日時:2020年5月30日 15時