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「 ん？どうしたの大我 」
大我の方を見ると、隣に座っている樹が手招きする。
「 なになに、うおっ… 」
大我と樹の間にある椅子に座ろうとすると、背後にいた大我が私の腕を引っ張り、私は大我の膝の上に座る形に。
樹「 A、放課後ひま？ 」
「 ええ〜それはデートのお誘い？ 」
樹「 ぶっ…まあそんなとこ笑 大我も暇だよな？ 」
大「 俺はいい。早く帰りたいし 」
そう言った大我は、私の腰に手を回しぎゅっときつく締め私の背中に顔をうずめた。
「 俺も俺も 」
「 お、慎太郎も行く？ 」
慎「 おう 」
樹「 んーじゃあ皆で行くか 」
なんて樹が言うと、タイミングよくサニー先生が入ってきた。
サ「 皆、昨夜もお疲れ様だったわね 」
_「 先生、あの後決着はついたんですか？ 」
…決着？いつも通り人間の血を吸う授業のはずなのに、何を決着させるの？
「 ねぇ、決着ってなんの話なの？ 」
大「 ……さぁ？ 」
樹「 俺らは知らねぇよ？ 」
大我達がそう言うなら、庶民たちのただの争いか何かかな…
サ「 A…少し事務室まで頼まれてくれないかしら 」
もやもやが残ったまま、私はV組の教室から出た。
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作者名：お 酢 | 作成日時：2019年3月19日 19時
