第50話 ページ9
ニコ『もしもし?あたし、西馬ニコだけど』
『…なんだいきなり。何故俺の番号を知っている』
聞こえてきたのは、ぶっきらぼうな声。
ニコ『頼みたいことあんだけど』
飛彩『なんだ…無免許医に頼めばいいだろう』
ニコ『大我じゃだめなの!あんたの人脈にかけてんだから』
電話の相手、鏡飛彩はため息をつきながらも聞く気はあるようで。
飛彩『…なんなんだ一体』
ニコ『調べてほしいんだよね、ある小児科医のことなんだけどさ』
飛彩『小児科医?一体誰だ』
ニコ『A…えっと、当麻Aっていう29歳の女医ね、小児科医の。あんたの人脈あれば調べられそうだから』
飛彩『当麻…A……』
ニコ『え?何、知ってるの…?』
飛彩『いや…聞いたことはあるな…今回は特別に調べてやる』
電話の向こうで小さくため息をつかれる。
ニコ『流石やっさしーい!』
飛彩『…切るぞ』
照れたのかなんなのか、電話は切られた。
大我には言うなって言いたかったんだけど…ま、いいか。
意外に理解のある人で良かった良かった。
私が暫くマイティーアクションXで遊んでいると、スマホが振動する。
ニコ「あ…」
飛彩『…おい、なんなんだ』
聞こえてきたのは怒ってるような、戸惑ってるような声。
ニコ『なんなんだって…何が』
飛彩『どうりで聞いたことがあったんだ…当麻Aは、』
ニコ『…なに』
飛彩『…無免許医とほぼ同時期に医師免許を____』
ニコ『__え?』
…剥奪されてる?
主人公の苗字でてきたの久しぶり……
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いかちゃん(プロフ) - 完結しましたが、とても続きが気になります!大我さんカッコいいです!はる様のご都合が大丈夫であれば続きが欲しいです。作品面白かったので。いきなりすみませんでした。 (2018年4月2日 2時) (レス) id: f9631b2782 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:はる | 作成日時:2017年7月24日 21時