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第57話 ページ16

「大我!」

大我「…おう」

A「お待たせ」

大我「あぁ…」

A「…へぇ、ここが大我のやってる病院なんだ」

大我「まぁ…そんなとこだ」

A「ニコちゃんは?」

大我「今日はいねぇよ」

A「…気遣ってくれたんだね」

きっとニコちゃんから言ったんだろうな。私達の邪魔をしたくないって言って。

大我「…こっちだ」

大我の後について薄暗い病院のなかを歩く。
その内に色々物が散乱している診察室にたどり着いた。

A「!?...どうしたのこれ」

大我「...俺じゃねぇからな」

A「あ、そうか...」

基本的にこの廃病院にいるらしいニコちゃんの顔が浮かぶ。
...そんなニコちゃんにも、お世話になった。
いや、これからもきっとお世話になる。

それでも少し妬いてしまうのは女の性なのか。

A「...ねぇ、大我」

大我「あ?」

A「私さぁ...辞めようと思うんだ」

大我「...そうか」

何を、とは言わない。まぁ、1つしかないからね。辞めるものなんて。

A「私も...いいかな」

大我「...?」

A「...ここに来て、いい?」

大我「は...?」

A「また大我と同じとこ目指してみたくて。無免許医、いいなぁーってさ」

大我「...」

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いかちゃん(プロフ) - 完結しましたが、とても続きが気になります!大我さんカッコいいです!はる様のご都合が大丈夫であれば続きが欲しいです。作品面白かったので。いきなりすみませんでした。 (2018年4月2日 2時) (レス) id: f9631b2782 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:はる | 作成日時:2017年7月24日 21時

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