検索窓
今日:4 hit、昨日:3 hit、合計:16,663 hit

第56話 ページ15

大我「じゃ…電話切るぞ」

A「あ、うん。長電話ごめんってニコちゃんにいっといて」

大我「あぁ、分かった」

A「…今度、また会おうよ。今度はお互いに猫被んないでさ」

大我「…別に猫は被ってねぇけどな」

A「え?あ、確かに猫は被ってないかも…ま、いいや。今度はちゃんと話そう。その…大我の仮面ライダー?のことも聞きたいし」

大我「…気が向いたらな」

A「…楽しみにしてるよ」

向こうに電話を切られる。

俺はずっと隣に立っていた西馬ニコに端末を返す。

大我「…」

ニコ「…良かったじゃん、ちゃんと話せて」

大我「…あぁ」

今回ばかりはこいつに少し感謝してやろう。

大我「…誰に聞いたんだ、Aのこと」

ニコ「んー、天才外科医さん」

大我「…お坊っちゃんか」

ニコ「そう」

お坊っちゃんにも…感謝って訳か。

…悪くは、ない。

俺は後ろで通話代がどうのこうのと騒ぐ西馬ニコを無視して廃病院のなかに戻った。

ニコ「ちょ…待ってよ大我!お礼の言葉とかないの!?」

大我「…ありがとな」

適当にあしらい、俺は長い1日を終えた。

第57話→←第55話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.5/10 (30 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
73人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

いかちゃん(プロフ) - 完結しましたが、とても続きが気になります!大我さんカッコいいです!はる様のご都合が大丈夫であれば続きが欲しいです。作品面白かったので。いきなりすみませんでした。 (2018年4月2日 2時) (レス) id: f9631b2782 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:はる | 作成日時:2017年7月24日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。