第21話 ページ23
A「それでは、良いお年を！」
医院長「良いお年を」
医院長に挨拶をして、私はアパートへダッシュ。
早く家に帰ってくじょきりさんに夜ご飯作ってあげなきゃ…！
早く帰って、くじょきりさんと一緒に昨日のドラマの続きを見なきゃ…
そんなことを考えて家路を急ぐ。
A「はぁ…はぁ…もうちょっとだ…」
くじょきりさんを拾った空き地の前を通り過ぎる。
今から考えると、よくくじょきりさんを家まで運べたなぁ、と自分に感心。
A「くじょきりさん！ただいまです！」
勢いよくドアを開けた瞬間、私の鼻が何かいい匂いを察知した。
貴利矢「あ、Aちゃん。おかえり、お疲れ様。今ちょうどご飯出来たよ」
台所には菜箸を持ったくじょきりさん。
A「え、もしかして、くじょきりさんがご飯作ってくれたんですか？美味しそうな匂い…」
貴利矢「そ。一応全部、自分が作ったんだけど勝手に台所にあったもの使っちゃった。ごめん」
A「いえ、作っていただいちゃって申し訳ないです」
貴利矢「何言ってんの、自分を家に置いてくれてるんだからこの位しなきゃ」
くじょきりさんは作ったものをお皿に盛りつけている。
A「何作ったんですか？」
貴利矢「何だと思う？」
A「ロコモコ」
私の頭の中にはそれ一択しかなかったので、考えることもせずに答えると、くじょきりさんは驚いたような顔をした。
貴利矢「え？Aちゃん自分がロコモコ好きなの知ってるの？」
A「そりゃもちろん」
貴利矢「そーなんだ。でも今日はロコモコじゃないよ」
A「あれ、そうなんですか？でも他に思い付きません」
貴利矢「いや、この匂いは一択でしょ」
くじょきりさんはそう言って笑うけど、くじょきりさん。流石に分かってましたよ。これは。
そもそも家今お肉ないからロコモコなんて作れないし。
A「カレーライスと野菜炒め」
貴利矢「なんだ、分かってたんだw」
A「これは流石に」
貴利矢「カレーが分かんない人はいないか。ほら、盛りつけ終わったから食べよう」
A「はーい」
コートを脱いで食卓につくと、くじょきりさんが美味しそうな夜ご飯を運んでくる。
A「いただきまーす」
貴利矢「召し上がれ」
2人で一緒にカレーライスを口に入れると、くじょきりさんが作ったからか、人と食べているからか、その両方なのか、普通のカレーライスより美味しく感じた。
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はる(プロフ) - ソラさん» ありがとうございます！そういって頂けると本当に嬉しいです(*^_^*)私も皆好きです← 本編復活…してほしいですよ、グラファイトさんは復活したんだから…(>_<) 最近貴利矢の更新遅くなってるので明日は絶対更新します！笑 これからもよろしくお願いします (2017年3月28日 21時) (携帯から) (
レス) id: ecf948bed9 (このIDを非表示/違反報告)
ソラ - 面白いです！もう私、貴利矢さん大好きなんですよね笑でも私も飛彩さんも大好きなんですよ！まあ、みんな大好きです！映画で復活してくれましたけど本編でも復活してくれないですかね…？！ (2017年3月28日 21時) (レス) id: a4c5e7b839 (このIDを非表示/違反報告)
はる(プロフ) - 有人(あると)さん» こんばんは。コメントありがとうございます！私も貴利矢ロスから立ち直れません笑 でも映画で活躍してくれるそうなので、前向きにそれを期待していこうかと...！これからもよろしくお願いします。 (2017年2月7日 20時) (レス) id: 39669da0e7 (このIDを非表示/違反報告)
有人(あると) - あぁぁぁぁぁぁぁぁ!!! すいません。この貴利矢さんが可愛くてつい…もう1月以上経つのにまだまだロストから立ち直れません。でも、2月12日が貴利矢さんの49日なので、そこで一区切り。嘆くのは止めようと思います。あんまり悲しんでると成仏できないですからね!(泣) (2017年2月7日 20時) (レス) id: ec583f0291 (このIDを非表示/違反報告)
はる(プロフ) - ありがとうございます！憧れている作者さんにそう言っていただけると、とても嬉しいです♪私の場合、細かく書こうとしてもテンポが速くなってしまって汗 夕凪さんも頑張って下さい！ (2017年2月5日 13時) (レス) id: 130db5d317 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はる | 作成日時：2017年2月4日 11時
