物語15 ページ15
---Aside---
一「ねえAちゃん」
『ひゃっ、ひゃい!!!』
びっくりした、いきなり名前なんて呼ばれたから変な返事になっちゃったよ…
一「猫の餌やり行くよ」
『え?私もですかにゃ?』
一「そうだけど」
猫の餌やりに誘ってもらっちゃった。
『わかりましたにゃ』
やっぱり昨日のことなんて覚えてないのか!!
ホッとした〜…
━━━━━━━━━━━━━━━
『わぁ〜、猫がいっぱい!!』
一「君も猫だけどね」
『むっ!猫耳がはえてるだけですにゃ!!』
一松さんに連れられて路地裏に来たけど、思ってたより結構猫の数が多くて驚いた
一松さん、猫の撫で方上手い……
やっぱり猫大好きなんだなぁ〜
『……私も撫でてほしい』
今、声に出て……
しまった!思わず声に出しちゃった
一「ふーん、そうなんだ。そんなに俺に撫でて欲しいかぁ」
『いっ、いや、ちょっと口が滑っただけd……』
ドンッ
『えっ、えっ、』
どうなってるの?この状況って俗に言う「壁ドン」ってやつ!?
一「撫でるだけじゃ足りないかも」
『やっ、ちょっと…//』
一松さんの顔がどんどん近ずいて来る。
もしかしてキスされちゃうの、、?
ギュッと私は目を瞑った
あれ?なかなかキスされない
一「どうしたの、目なんか瞑って。もしかしてキスでもされると思った?」
『いっいやそんな事思ってない//』
バレてた……
一「ふーん、もう餌やり終わったから帰る。」
『わ、わかりました』
一「あと……」
一「昨日の夜のこと忘れないから」
一松さん、昨日のこと覚えてたの!?
恥ずかしすぎる…………///
一「ヒヒッ、顔真っ赤」
『一松さんのいじわる……//』
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作者名:をすみうと | 作成日時:2020年5月13日 0時