四十一話 ページ46
時は進み明日はもうライブとなっていた。最初に比べてバスケ部のみんなは格段に成長した。流星隊の二人はすっかりTrickstarの曲に馴染んでいた。スバル君、真緒君も自分達の曲だからといって練習を怠らずにやってくれた。
「よし!皆さん明日はいよいよライブ本番です!練習の成果を出せるよう精一杯努めましょう!」
「「「「おー!」」」」
みんなが意気込んだところで練習の後片付けを開始した。ふと空を見るともう暗くなっていた。そうかもう冬か、色々イベントがあるからまた忙しくなりそうだ。まずはクリスマスか。
(よし!がんばるぞ〜!)
izumi said
俺たちは今日明日のライブの最終確認をしていた。久しぶりに受けるあんずのプロデュースはやはり的確だった。しかし少しだけ俺はAのプロデュースを懐かしく思えた。
窓から外を見るとAが下向している様子が見えた。外は寒いのか、手を擦り温めてるように見えた。
あんず「___先輩!泉先輩!!聞いてますか?」
泉「はいはい、聞いてるから耳元で騒がないでよねぇ〜。チョー迷惑」
あんず「え、あ、すみません」
泉「まぁ、いいよ。で?ここ結局どうするの?」
なずな「おりぇは、こうした方がいいと思うりょ!」
真「確かに!僕は賛成です」
桃李「僕もいいと思うよ〜」
泉「俺もゆ〜くんが賛成なら賛成」
そうして最終確認の話し合いが終わり解散することになった。練習室から出ようとするとあんずに呼び止められた。
泉「なにあんず俺早く帰りたいんだけどぉ〜?」
あんず「すみませんでもどうしても確認したいことがあって……」
泉「はぁ、わかったよ。で何?」
あんず「Aちゃんにアレあげたんですか?」
泉「あ、」
あんず「『あ、』じゃないですよ!どうするんですか!」
泉「どうするもいつ渡せばいいかわからないし……」
あんず「んあもう!そんなの今回のライブが終わったらに決まってるじゃないですか!」
泉「はぁ!?」
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MS.HB(プロフ) - yafu0224さん» 初コメありがとうございます!そのように言ってもらえて私も嬉しい限りです!更新などが疎かになるかもしれませんが、よければこれからもこの作品を見てみてください! (2021年12月6日 23時) (レス) id: 581b6a2e50 (このIDを非表示/違反報告)
yafu0224(プロフ) - 初コメ失礼します!これ私が求めてたやつ!と思いました私ザ少女マンガ!みたいなのが好きでこの作品に出会えて本当に感謝しております…相手は推しの瀬名泉!憧れのキャラクターの双子の妹設定!全てに感動して読む度にキュンキュンしておりました… (2021年12月6日 21時) (レス) @page44 id: 388af69682 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:MS.HB | 作者ホームページ:ある訳ないじゃないですかーもぉー(きも)
作成日時:2021年10月8日 22時