三十三話 ページ36
泉先輩達の足音でセナハウスに近づいて来ているのがわかる、もうみんなクラッカーを構えていて、いつ来てもいい状態になっていた。
しかし……………………
泉「あ、教室に忘れ物した。王様先入っといて。」
「え」
レオ「うえ？？おお…」
凛月「いや、『おお….』じゃないでしょ！王様(小声)」
レオ先輩が戸惑ったまま返事をしたらしく、泉先輩と思われる足音はセナハウスから遠ざかって行った。
そして、ドア越しに私が
「レオ先輩？？？(圧)」
レオ「ひ！ごごごごごめんないさい！」
真緒「まぁまぁ、これで月永先輩も中でクラッカー鳴らせるんじゃね？」
「んまぁ、そうだけど……」
嵐「じゃあ、王様中に入って頂戴」
レオ「はい………」
あ、めっちゃレオ先輩しょんぼりしてる。仕方ない、今回は許してあげよう。
「レオ先輩、もういいですよ」
レオ「ほんとか？」
「はい」
レオ「よかった〜(ﾎｯ」
そして、レオ先輩もスタンバイが完了し後は泉先輩を待つだけになった。そうすると、先程より急いでるような足音が聞こえた。それと一緒に少し荒れた息も聞こえた。たまに聞こえる声からして、泉先輩だろう。そして、ドアノブが回った。つまり先輩がドアを開けようとしているのだ。
みんなが息を呑み、再びクラッカーを構えた。
暗い部屋に少しづつ光が入り込んでくる。
そして今回の主役の泉先輩の姿が見えたところで。
ﾊﾟﾝﾊﾟﾝﾊﾟﾝ！
一斉にクラッカーが弾ける音が鳴った。そして、お姉ちゃんの「せーの」に合わせ
「「「「「お誕生日おめでとう！！」」」」」
みんなが、満面の笑みで泉先輩に祝いの言葉を言った。当の本人は驚いたままでドアの前で固まっている。
泉「え？」
「泉先輩！誕生日おめでとうございます！」
レオ「セナ！誕生日おめでとう！」
凛月「セッちゃん誕生日おめでとう〜」
嵐「泉ちゃん！誕生日おめでとう〜！」
司「瀬名先輩誕生日おめでとうございます！」
スバル「ワカメ先輩、誕生日おめでとう〜☆」
北斗「瀬名先輩、誕生日おめでとうございます。」
真「泉さん、誕生日おめでとう！」
真緒「瀬名先輩、誕生日おめでとうございます〜！」
あ「瀬名先輩、おめでとうございます！」
そして、誕生日パーティは始まったのであった。
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MS.HB(プロフ) - yafu0224さん» 初コメありがとうございます！そのように言ってもらえて私も嬉しい限りです！更新などが疎かになるかもしれませんが、よければこれからもこの作品を見てみてください！ (2021年12月6日 23時) (
レス) id: 581b6a2e50 (このIDを非表示/違反報告)
yafu0224(プロフ) - 初コメ失礼します！これ私が求めてたやつ！と思いました私ザ少女マンガ！みたいなのが好きでこの作品に出会えて本当に感謝しております…相手は推しの瀬名泉!憧れのキャラクターの双子の妹設定!全てに感動して読む度にキュンキュンしておりました… (2021年12月6日 21時) (レス) @page44 id: 388af69682 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：MS.HB | 作者ホームページ：ある訳ないじゃないですかーもぉー(きも)
作成日時：2021年10月8日 22時
