トリップしたのでテンションおかしい私達です。【文スト】

14 あのね、私達普通の人間なの★小松side ページ16

少しして自分が何を云われたのか理解してきた敦くん。

敦「い いい 嫌ですよ！ それってつまり『餌』じゃないですか！ 誰がそんな」
太「報酬出るよ」

オイオイ敦くん、椅子から立ち上がるほど拒否してたじゃねぇかい。そんなちょろくて大丈夫か…おばさん心配だよ…。

太「国木田君は______」

向かいの席で太宰さんときーだが喋り始める。

こ『………私達虎巻き込まれんの？これ』
せ『えっ無理無理 異能も持たない一般ピーポ〜にはキツすぎる仕事でっせ、一つトンズラこくのは如何でしょう』
こ『それに50票いれるわ、よし』

敦くんが報酬の額を聞いている間にそろっと抜け出す。
頑張ってね敦くん明日のために！！今日の出会いを私達は忘れないよ！！
今まさにゴールテープを切っ……じゃない、扉を開こうとした瞬間に肩に手が、こう、ポンと

こ『ﾋｭﾂ』
太『何処に行くのかな？2人とも』

振り返ると太宰さんがニコニコ笑いながらこちらをみている。くっ……顔がいい…！(褒め言葉)

せ『い、やぁほらあたし達ご飯も頂いたし帰ろうかって』
こ『その敦くんとの話に私達が関わってはいけないのではないかと』
太「でも君達家無いよね」
ウッ、痛い処を刺された。心に500のダメージ。(HP MAX600)
せ『野宿_____とか』
国「野宿だと！？」

後ろで聞いていたきーだがズンズンとこちらに向かってくる。ひぇ…

国「貴様らの様な子供、それも女に野宿させる訳が無いだろう！？探偵社で貴様らの家を見つけるまでは大人しくこちらの云う事を聞いていろ！！判ったな！？」

やっぱりママかよ…

太「て、国木田君も云ってるしね。ついてきてくれるよね？2人共」

▶ 行く
行く
行く

行く以外の選択肢がねェじゃねぇかよォ!!!!!!
(決定ボタン強打)

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