【カゲプロ】僕の『好き』を全部君にあげるっ２【カノ】

あれから ページ9

A「あ―――――――――――――――――っ・・・暇」


キド「大丈夫か・・死にそうになってるぞ。なんかあったのか」


A「だって・・・ホラ・・・察してくれよ」


キド「・・すまん。でもお前もグイグイいかないと」



はい・・私が死にそうなのは









・・・私2週間もカノと喋ってませんよ！？？



ユウナちゃんが入ってから、カノと隣にはユウナちゃん。







ユウナ「カノさんっ一緒に出掛けませんかっ？」


カノ「いや、今日はAと・・」


ユウナ「デートなんていつでもできるじゃないですかっ今日だけですっ♪」


カノ「・・・今日だけ・・・なら」



・・・とか・・・


私が風邪ひいてる時とかに


ユウナ「皆さんっ！一緒に海行きませんか！？あっ・・風邪だからAさんはアジトで休んでてください！」



・・・とか・・・








私彼女なのに！？




どういう事なのコレ！？？






A「もぅ・・・なんで・・・」




今カノはユウナちゃんとデパートへ行ってる
ホントは・・デートの予定だったのに・・



私、カノがいなかったら
笑顔でいられないんだ・・・


そう考えると
すごく寂しくなってきた



なんで・・・ユウナちゃんのトコ行っちゃったの・・・？
嫌だ・・・嫌だよ・・・



私は涙が溢れそうになって
自分の部屋に行ってベッドに蹲った






なんでユウナちゃんのトコ行っちゃったの・・・？



・・・私、今まではカノと一緒にいるのが当たり前だったけど・・・










寂しいよ、カノ










A「うっ・・・なんでっ・・・」








どんどん涙が溢れてくる



本当に私って馬鹿だ




こんなのただの嫉妬って知ってるのに




ただ他の女の子と一緒にいるだけなのに







こんなに泣いちゃうんだ






ﾄﾝﾄﾝ








部屋にノックの音が響いた
ドアが開いて
そこに立っていたのはセトだった

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