番外編:弟妹組 ページ26
私は、1人で食堂にいた
今日は、なずなくんは放送委員会の仕事
しかも、お弁当を作る時間が無かった
だから食堂で、サンドイッチを食べようとしていた
すると「ここ、開いてますか?」と声が聞こえた
私の前の席を指さしているゆうたくんがいた
「…うん…」
「ありがとうございます」
ゆうたくん1人だった
「あれ?珍しい組み合わせじゃん」
ゆうたくんと私の間で声がした
見上げると、凛月くんが立っていた
「おい〜す、俺も混ぜて」
「どうぞ、どうぞ」
そして、ゆうたくんと凛月くん、私で昼食が始まった
すると凛月くんがいきなり
「俺達ってさ、アイドル科に実兄いる組だよね」
「…言われて見れば、そうですね?」
確かにそうだ
凛月くんは零さん、ゆうたくんはひなたくん、私は泉くん
「兄って、面倒くさいですよね」
「ああ〜、ウザいよね、Aはセッちゃんの事どう思ってるわけ?」
「?なんとも?」
本当になんとも思ってない
ただの実兄であるくらい
「でも仲良さそうにも、悪そうにも見えないって言うか…?あ、学院内で、良い感じの距離って事ですよ?」
「そうだよね〜、ベタベタしてくる訳でも無いし、同じユニットでも無いしね〜、羨ましいよ」
私は、2人の方が羨ましい
泉くんの事を、お兄ちゃんなんで呼んだ事無い
距離も曖昧で、私から話し掛ける事はほとんど無い
だから、2人が羨ましい
そこからは昼休み中、ずっと3人で話していた
次子は面倒くさなど、喧嘩した時の内容とか
結構、当てはまる事が多く楽しかった
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作者名:飆 | 作者ホームページ:http://haruka.kwg@docomo.ne.jp
作成日時:2019年1月20日 16時