【あんスタ】fineの瀬名さん (ページ14)

今日:3 hit、昨日:19 hit、合計:48,428 hit

13 ページ14

次の日、朝一番に天祥院くんに話しかけた

　「おはよう天祥院くん、私fineに入るよ」

　「そう、よろしくね！」

　凄く喜んでる、ものすごく笑顔

　「じゃあ生徒会に申請を出しておいで、因みに、リーダーは僕だよ」

　「あ、うん」

　そして放課後

　私は、生徒会室の前にいる

　コンコンコンコン

　「どーぞー」

　「失礼します」

　「何のようだ？」

　この人が生徒会長らしい

　朔間零さんだったかな？

　「ユニットの申請に来ました」

　「入るの？作るの？どっち」

　まるで興味がありません、と言いたげな表情をしている

　「入ります」

　「んじゃあ、これにユニットと自分の名前、リーダーの名前を書け」

　そう言われ、紙とボールペンが私の前に差し出された

　私は自分の名前と、ユニット名、天祥院くんの名前を書いて朔間さんの前に戻した

　
　「へぇーお前fineに入るのか、しかも、天祥院くんねぇ」

　
　さっきまでの、興味ありません顔では無くなっていた

　なんだか殺気を堪えているような顔だ

　「…まあ、何も無ければ良いな…ともかく、これでお前は正式にfineのメンバーだ」

　「失礼しました」

　そう言って、部屋を出ようとすると「また遊びに来いよ」と聞こえた

　遊びに来てるわけじゃ無い…

　取り合えず「じゃあ、また来ます」とだけ返しておいた