鬼殺隊の史上最年少の天才剣士は、トリップ少女

4度目の人生 ページ7

まず初めに助けなくちゃいけないのは誰だ？


いや、初めに鬼殺隊に入隊か…？


そもそも今はいつなんだ。


あの神のことだから原作開始前であることは確かだ。



父に聞いて確認するか？


まず父は私に鬼殺隊について話してくれるのか




否、それは問題ないと思う。



ならば次は行動だ。


母が引退したのは5年前らしいから、もし原作まじかなのだとしたら、5年で多分鬼殺隊内部は結構変わっているはず。



現役である父の方が確実か……



『よし。』




母｢どうしたの？なにかいい事ても思いついたのかしら？｣



『かあさま！あのね、おとうさまのおしごとについて知りたいの！』



母は少し目を見開いてから、いつもの様ににこっと微笑んだ。


母｢そっかぁ、お父さんなら今裏のお庭にいるから聞いてくるといいわ。気をつけて行ってきなさい。｣



『はーい！』




母の言う通り父は裏の庭におり、剣の素振りをしていた。風を切る音が規則的に鳴る。


私はそれが終わるまで近くで座って待機をするつもりで縁側に腰をかけた。

…が、父がこちらに気づき目にも止まらぬ速さで私を抱き抱え頬を擦り寄せてきた。



父｢んー！Aどうしたぁ？俺になにかようか？はぁ、今日も俺の娘が可愛い…｣



かあさまもだが、とうさまは極度の親バカである。

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