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『便利だなこれは。』
手帳で作ったものが消えた後すぐに手帳の分厚さが戻る。
『凄い物を手に入れたな…それに精神系の異能か…』
僕は唸り、考えることを放棄した。
『取り敢えずコンビニ行こ。』
と部屋にある洋服を着て外へと出る。
文ストの世界線は一応現代だからコンビニはある筈だ。
道を思うがままに歩いて行けばコンビニよりも先に飲食店を見つけてしまい、僕はそこで適当に食事を済ませる。
後は携帯が欲しい。
携帯が売ってある店を探し、携帯を購入する。
この街を探索してわかったことはここがヨコハマだということ。
そうだ、それと僕の右目が弱視じゃ無くなっていることにも気づいた。
『(これが明日香のいうトリップ特典というものか…?)』
僕は前髪で隠れた右目に触れる。
明日香から聞いて覚えた言葉は沢山ある。
先程のトリップ特典とかも、明日香に教えてもらった。
適当に街をブラブラと歩き、気づいたら人気のない路地裏へと入ってしまった。
『空も暗くなってきたな、そろそろ帰ろう。』
『…誰。』
?「いや、なに、私は怪しい者じゃないよ。こんな人気のない路地裏で1人でいたものだから心配になって声をかけたのさ。」
振り返ればそこに居たのは森鴎外だった。
咄嗟のことで驚き、一瞬だけ反応してしまったが森さんは気づいただろうか。
『それはご親切に。けれど僕は大丈夫ですからお気になさらず。』
そう言って歩きだそうとしたが、森さんは一向に肩から手を話そうとしない。
森「君、女児だね?」
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かないろろ(プロフ) - 高評価押しました!味の保証はしません()明日香ちゃん推しになりそう… (5月2日 0時) (レス) @page11 id: 838d77be55 (このIDを非表示/違反報告)
麗夜(プロフ) - AKuRuSuさん» 高評価ありがとうございます(笑)この高評価、ばかうまいです! (2021年6月12日 20時) (レス) id: da3d507f78 (このIDを非表示/違反報告)
AKuRuSu(プロフ) - 高評価です!美味しくいただいてくださいね。 (2021年6月11日 21時) (レス) id: ce85f22cc6 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃちゃねこ(プロフ) - よかったです! (2021年4月4日 0時) (レス) id: 7a16543b0a (このIDを非表示/違反報告)
麗夜(プロフ) - ちゃちゃねこさん» ありがとうございます!めちゃくちゃ美味いです。 (2021年4月3日 21時) (レス) id: da3d507f78 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:麗夜 | 作成日時:2021年2月6日 23時