【マギ】冷血政務官さんは目を合わせてくれません。【ジャーファル】

18:隠し事■ ページ21

ジャーファルside








ｼﾞｬｰ「少しは人にも頼りなさい!!貴女は小さい頃もそうだった!人に守ってもらうのが嫌いで……」





貴「？……小さい、頃………?」



ｼﾞｬｰ「あっ……………」




つい勢いで言ってしまった。


黙っておこうとさっき誓ったはずなのに


彼女の、貴方の辛い過去をできるだけ思い出させない為に




ｼﾝ「え、お前ら幼馴染みか何か？」


ｼﾞｬｰ「違うわ！！」




どうしよう


貴方は気づいてしまったのでしょうか


思い出してしまったのでしょうか



貴「あのとき、の……銀髪さん…………」




ｼﾞｬｰ「っ！」((ﾋﾞｸｯ





思い出して、しまっていた。


今まで距離を置いていたこの関係。


それは崩れるハズ。




貴方は私を




軽蔑する？感謝する？









貴「やっぱり、あの時の銀髪さんなんですね」


ｼﾞｬｰ「…気のせいですよ。私は昔貴方と会った事などないです」




嘘です。


でも、こうでも言わなければ私は









貴「なんでそんなに、隠すんですか？」

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