蒼い陽 Aoi_Haru (ページ31)

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やってきたスター 11 ページ31

和也「偏差値なんぼぐらいなん～？」

「……72とか」

紫耀「惜しっ！この前のテスト20点やった」

「いや、全然惜しくないから」

というか、偏差値と点数では全然違う

陸「和也君、72って賢いん～？」

和也「賢いもなにも、神レベル！！」

陸「え、凄っ！！」

陸と和也の会話、聴いててほっこりする

紫耀「今度はAにテスト勝つ！！」

コイツはもはや爆弾

丈一郎「そんな賢いのに、こんなとこおって大丈夫なん？」

陸とは反対の、右側に座ってた丈君がいきなり言ってきた

「別に大学行く気無いですし」

「「「「「はぁっ！？」」」」」

何故か他のメンバーも聞き耳を立ててたらしく、一斉に此方へ視線が向けられた

リチャード「そんなに賢い学校なんやったら土日とか授業あるんちゃう？」

「自由参加なんで行ってません」

勉強は好きやけど、学校は嫌い

だから、いっつも土日は家で勉強してた

丈一郎「紫耀さ、僕と同い年とか言うてるけどお前一個上やからな…」

丈君の指摘に、

紫耀･和也「「あっ、ほんまや」」

今更気付いた紫耀と和也

……まさかの、今気付いたパターン

和也も和也で、同い年だと勘違いしていたのか謎やし

でも、何故か平野君のことは"紫耀"呼びで、タメ語になった

そういえば、紫耀って柊真君と同い年やった……

柊真「自分の年齢ぐらい覚えとけ！！」

カメラが回っていないときでも紫耀は柊真君にツッコまれるらしい

なんだかんだでご飯も食べ終わり、

レッスン場に集まってくる

振り付け師「打ち合わせするから集合」

関ジュのスタッフと振り付け師さんの方へと全員が集合する中、私と幸登君、紫耀、永瀬君、ジェシー君だけが端に居たままだった

東京３人組は何となく分かったけど、幸登君がここに居る理由が分からん

学業専念とかかな…なんて、勝手に考えてた

幸登「A行かんの？」

「クリコンだけなんで」

一応そういう約束になってる

幸登「…そっか。でもさ、

続けてみよって、ちょっとは思わんの？」

このクリコンが終わったら、もうこうやって楽しく笑うこともなくなるんかなって思う時もあった

「…思いますよ

でもそれは、まだ関西Jrのファンの方に会ってないから思えるだけで…」

批判がくるのはもう承知済み

でもそれに耐えられるほどのメンタルを兼ね備えていない