Sing !!!!!!! 【おそ松さん】

平凡13 ページ15

.







「す、すっごい…」

「うわぁお…」


「もういいですよね」









ん?

何か、外が騒がしい。









「聞こえたかなー?新しくF6に入る子の歌声を。
因みに、この学園の誰かだけど名前は変えてるからね〜」






「ん??」

「ん?どうしたの?」









新しく入る子の歌声
って言ったよね?トド松さん









「はぁ!!!???」






今、コイツ、放送してたよね?









「こんの馬鹿野郎!!!!!!!何やってんの!!!???」

「あれ、言ってなかったっけ?」

「っ〜!はぁ、もう怒るのに労力使うからもういい」

「あっじゃあ入ってくれるの??」




「あァ?入るわけなねぇだろ。退け。着替える」









シャァとカーテンを閉めてその場にしゃがみこむ。









ふざけんなよ…

何で、何でいつもこうなるの…?









私何かしたかな…?









分かんない








でもとりあえず着替えなきゃ、ここからは出れない。









あーぁ。だから私は男が嫌いなんだ








いや、人が嫌い、の間違いか。









「もう何もかもが嫌いになりそうだ…」


カーテンを開けて
六つ子全員を無視して通り過ぎ、





鞄を手にする。









「送っていきます。」

「結構です。1人で帰れますから」









もう



この世にいる生物全て









消え去ればいいのに。

平凡14→←平凡12

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す