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車でスタジアムに向かった。
丁度５分もするかしないかの所だったので早く着いた。
「ヒロトさん！」
誰かが兄さんを呼んだ。
壁山だった。
「みんなこっちで見てるっスよ！」
ヒロト兄さんの後に私たちも付いてゆく。
だが、
「（人1）はこっちだ。」
守兄に引きとめられた。
そして雷門ベンチに指をさす。
「え？何で？」
「決まってんだろ？お前も仲間だから。」
「でも私は…」
「お前は影から俺らを守ってくれていたんだ。違うのか？」
「ううん、ハッキリ言ってすっごく守ったよ。でも、今さら行っても…」
涙が出てきた。
ヒロト兄さんみたいに信じられる仲間を作ったわけではない。
しかも騙したと思っている奴の話を彼らは聞いてくれるのだろうか。
ただそれだけが不安だった。
「（人1）、怖いなら騙されたと思って行ってみろ！」
「守兄…それ全然励ましてないから。」
「でも…、行ってくるよ。」
その時、守兄に励まされたから行ったんだと思う。
だけど自分では認めたくない気持ちがあった。
『信頼できる仲間が欲しい』
ヒロト兄さんがとても羨ましかったんだ。
仲間と呼べる人たちがいる事。
サッカーが上手な事。
誰にでも好かれるあの笑顔。
イケメンと言われる程の顔立ちの良さも。
私は全てに嫉妬していたのかもしれない。
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はるぽん太(プロフ) - ゆゆなさん» ありがとうございます！まさかここまで続くとは思ってもいませんでした。本当にありがとうございます！とにかく嬉しいです！ (2016年1月7日 15時) (
レス) id: abe5212302 (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆな - １コメだ〜！！続編、おめでとうございます!!!!それからお久しぶりです、はるぽん太さん！これからも楽しみにしてます!更新頑張ってください！！ (2016年1月7日 15時) (レス) id: 2714492d95 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はるぽん太 | 作者ホームページ：http://ｐｐｐ
作成日時：2016年1月6日 19時
