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ｶｷｶｷｶｷｶｷ
いつもと変わらない日々。
そう思いたかった。そう願いたかった。
あの事件が起きてから全てが変わった。
皆からの視線が変わった。
「せんせー、私帰ってもいい？」
先「なぜだ？」
「皆の雰囲気が違う。
私がいるから皆、勉強に集中出来てない。
これでいい？」
先「…」
「プリントだけ貰って帰るわ。」
先「あぁ。」
「私が帰れば皆、気楽に授業受けられるでしょ？
じゃあ帰るわー。あ、この時間だけでいいから出席付けといてね。」
先「…」
こうして私は自分の教室を出て、屋上へ向かった。
今日も空は青い。
「あー、私どうすればいいのか分からないよ。真央。」
“ A!!今日はどこ行く？ ”
“ やっぱ私の横はあんたしか居ないわー ”
“ Aが無事で良かった… ”
「もうやだよ。真央。あんたに会いたいよ。」
この命。投げ出してしまおうか。
真央の元へ行けるならいいだろうか。
そう思い屋上のフェンスに足を掛けた時、誰かに腕を引っ張られた。
？「ちょいちょい！何してんの!?」
「誰？」
？「ん？俺？俺は小山 慶一郎。」
「なんで助けたの？」
小「ほっておくと死んじゃいそうな勢いだったから。」
「ほっといてよ。」
小「それは無理。 」
「…はぁー。いつまで私の手握ってるつもり？」
小「あ、ごめん！」
こいつ確か、NEWSのトップだった気がする。
でもまだ私の事は気づいてない。
いちいち言う必要もないか。
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みうら るなり - おもしろかったです!すごく素敵なお話で感動しました♪ (2020年2月18日 17時) (
レス) id: 1bc5e3a4e1 (このIDを非表示/違反報告)
しず(プロフ) - あいすくらいまーさんの作品、ほとんど読ませてもらってます！これからも頑張ってくださいね！ (2020年1月25日 19時) (レス) id: a0576c77e8 (このIDを非表示/違反報告)
彩夜姫 - この小説大好きです！続きが気になります！頑張ってください！ (2020年1月25日 8時) (レス) id: 2d78803305 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あいすくらいまー | 作成日時：2020年1月14日 21時
