優越感 ドラコ・マルフォイ ページ8
中庭から聞こえるいつもの挑発するような声
またかと思いながら中庭に向かうと
案の定ハリーと言い合いをする彼氏の姿
止めに入ろうとした時
彼がハリーに呪いをかけようとした
『ドラコ!ダメ!!』
ム「そうはさせんぞ!」
あっという間にムーディー先生によって
ケナガイタチにされた彼
クスクスと笑うみんな
『先生!やめてください!!』
すぐにローブを脱いで彼を包む
ム「出しなさい!!」
『嫌です!こんなの生徒にすることじゃない!』
彼をみんなの前に晒さないよう急いで空き教室へ
着いてからローブを退かすとプルプル震えるイタチ
『ドラコ…止められなくてごめんね
今戻してあげるから』
イタチに杖を振るとたちまち
私の大好きなドラコの姿に
でも彼はいつもと違って傷ついた顔をしていた
そんな彼を見ていられなくて思わず抱きしめた
ド「Aっ…」
『大丈夫よ、ここには私しかいない』
ド「悔しい…あんな大勢の前でっ…!」
『そうね。
だからもう呪いかけようとしちゃダメよ?』
そう言えば私の腕の中で大人しく頷く彼
プライドが高いドラコからは想像もできない
私だけが知ってる弱い姿
いつも引っ付いてるパンジーも知らない
ふつふつと湧き出る優越感
ド「A…その、ありがとう…」
『ふふっ、どーいたしまして』
照れたように微笑む貴方が可愛くて
どうしようもなく愛おしくて
思わずキスをする
そんなこと予想していない彼の顔は真っ赤
こんな姿私以外に見せないで____
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作者名:紫狼 | 作成日時:2020年11月28日 1時