転校生双子は狼と蝙蝠に惚れられます (ページ12)

今日:5 hit、昨日:16 hit、合計:52,841 hit

スリザリン減点ページ12

スネイプside

いつもより顔色が悪い彼女を大広間で見つけて私は心配になった
授業中に倒れられたりしたら………

と思ったら本当に倒れた

スリザリン生にきつく言っておったのに……！

我輩は汗が止まらない彼女を横抱えにして自室のベッドに寝かせた

私は氷を彼女の額に載せ､解熱剤を彼女に飲ませようとしたが､飲み込まない｡

我輩は少し戸惑ったが､自身の口に薬を流し込み彼女の口に押し付けた

いわゆる口移しをした

そして我輩は彼女を改めて寝かせて､教室に戻った

スネイプ｢スリザリンから50点減点だ！！！｣

全員が驚いてこちらを見た｡
特にグリフィンドールからだ

スネイプ｢Missサクラは！転校生だぞ！
しかも彼女が住んでいたのはアフリカだ！
貴様達はマグルの地理を受けてこい！
アフリカとイギリスでは気候は愚か！
食べ物！言語！何もかも違うのだぞ！
我輩は貴様たちにきつく言っておいたはずだ!!何か異変を感じたらすぐさま医務室へ連れていけと！！！誰も気づかなかったのか！！！｣

ドラコ｢け、けど先生｡彼女は食事には1度も現れませんでした…いつもグリフィンドールの方にいr……｣

スネイプ｢だからどうした？
グリフィンドールの方にいるのならば食事には現れてるであろう｡
それに､グリフィンドールと戯れてなくとも､ちゃんと大広間には顔を出しておるが？｣

ドラコ｢ｯ……！｣

我輩は怒りを超えて呆れていた

スネイプ｢…もういい｡さっさと荷物をまとめて次の授業に行け｡｣

そして生徒はいそいそと片付け出ていった

スネイプ｢……食事を取ってくるか｣

彼女のためにスープとパンを取りに行った