鬼に恋し愛されたのは愛されなかった少女

新しい家族 ページ4

Aside

6つの目がある､少し怖そうな男の人｡黒死牟さんが､私を眠らせた

目が覚めて､手を見たら包帯で綺麗に治療されてた

黒死牟｢起きたか……｣

A｢……｣

黒死牟｢……名前はなんという…｣

A｢……香月｡香月 A｣

黒死牟｢A……良き名前だな｣


そんなこと初めて言われた…


黒死牟｢風呂に入ってこい……その後……その髪を何とかする……｣


黒死牟さんは背中を向けて､私の目の前から消えた

お風呂って……何処？

私は､寝てたとこからフラフラと起き上がり､襖を開けた

A｢へ？｣


広っ……え？本当に､お風呂ってどこ？


堕姫｢！あんたね！上弦の壱が世話を頼んだって行ってきた子！なんだ！めちゃくちゃ綺麗じゃないっ！てか可愛いわね！｣

白髪の女性が､一気に喋りかけてきた

A｢え､あ､あの…｣

堕姫｢あ…ごめんね！私の名前は堕姫よ！
お風呂に入れてくれって上弦の壱が言ってきたから､お風呂に入れるの！行くわよ！｣

彼女の後ろについて行く


お風呂に入れてもらった

とてもいい匂いのする石鹸で洗ってもらった

そして､お風呂から出ると､めちゃくちゃ綺麗な着物があった


堕姫｢ふぅん…上弦の壱｡なかなかセンスあるじゃないの｣

A｢こ、こんな､高そうな服！着れません！｣

堕姫｢いいから！｣


無理やり着させられ､堕姫さんに前髪などを切ってもらった

綺麗…→←命令

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