鬼に恋し愛されたのは愛されなかった少女

綺麗… ページ5

黒死牟｢…出たか…｣

堕姫｢どう？どう！？めちゃくちゃ良くない！？｣

黒死牟｢ふむ……まぁ……良き腕だ｣

堕姫｢やった！｣

堕姫さん嬉しそう……と思ったら黒死牟さんの視線に気づいた

A｢え、えーと……どうなさいましたか？｣

黒死牟｢驚いた……鬼がこんなに沢山いるのに…全く気づいておらぬとは……｣

鬼？

と思い振り返ると､目が虹色のようになってる人や､ピンク髪の刺青が沢山ある男性や､壺に入ってる異形のものなど沢山いた

黒死牟｢……｣

童磨｢やぁ！やぁ！君が､噂の黒死牟が拾ってきた子か！なかなか綺麗で可愛らしい子ではないか！｣

猗窩座｢童磨。黙れ｡｣

玉壺｢ヒョッヒョッ！綺麗で可愛らしい！作品に良い！｣

半天狗｢ﾋｨｯ……｣

妓夫太郎｢堕姫ぃ……また､おめかしの腕が上がったなぁ｣

私はこんがらがってきた

えーと……


無惨｢お前ら｡五月蝿いぞ｡その若娘はなんだ｣


気づくと､みんな跪いてた

私は､いきなり現れて､黒死牟さんとかが跪いてる相手の目に吸い込まれた

A｢綺麗…｣

無惨｢…は？｣

A｢ﾋｯ……す、すみません……｣


私は家のことを思い出し､咄嗟に謝った


無惨｢ふむ……この私が綺麗…か…ふむ…｣


ダメだ……また殴られる……


無惨｢黒死牟｡お前が拾ったのだよな？｣

黒死牟｢……はい…｣

無惨｢ふむ…では､お前が育てろ｡そして､こいつの心を開いて見せよ｣

黒死牟｢……仰せのままに｣

無惨｢黒死牟は下がって良い｡鳴女｣


いつのまに､私の後ろに居た､黒死牟さんは私の腰に手を回して､琵琶の音ともにあの綺麗な人やたくさんの人達がいなくなっていた

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