酷薄か告白か ページ34
怒りと悔しさで目の前が真っ赤に染まった。
「私は、確かに入社して少ししか経っていない新人です。」
ゆっくりと言葉を紡ぐ。生憎、此処まで侮辱されて黙って居られる
「けれど、ポートマフィアに寝返る程落ちぶれては居ない心算です。其の位なら、自決しますよ」
中原が目を
先程の「死」の恐怖を再び感じる。
でも、大丈夫。
.
「それに、私の好きな人は、――太宰さんは絶対に部下を見捨てる何て事しません‼」
.
肩で息をしながら、きっと中原を睨む。
視線で殺すが如く。
「其の通り」
不意に聞こえた其の声。
それは例えて云うなら、甘酸っぱい木の実、弾ける炭酸。
「王子様が扶けに来たよ――お姫様」
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夕野きする(プロフ) - 響華さん» アドバイスいただきありがとうございます!わかりました、工夫してみます。 (2018年3月11日 21時) (レス) id: d7453fd818 (このIDを非表示/違反報告)
響華 - もう少し行の間隔を空けたらいかがでしょうか? (2017年12月18日 17時) (レス) id: 86c88d0ffc (このIDを非表示/違反報告)
桃生このか - 秋さん» そうなんですね!お恥ずかしい話、未だ読んでいないのです…これは学校の図書室開き次第読まねば(笑) (2017年9月2日 23時) (レス) id: cc90327189 (このIDを非表示/違反報告)
秋 - ツケの話、ヴィヨンの妻のどこかにあったなぁ (2017年9月1日 21時) (レス) id: 45418c19fc (このIDを非表示/違反報告)
R - 確かにそうですね! (2017年8月27日 13時) (レス) id: 0a6b6d9361 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:桃生このか | 作者ホームページ:http://http://commu.nosv.org/p/asubook/
作成日時:2017年8月19日 0時