勉強会。 ページ11
『風磨くん久しぶり〜、今日はよろしくねっ♡』
試験前になり、紫耀から勉強を教えて欲しいと頼まれた私。
おバカな紫耀に教えるのにはだいぶ労力を使うので、私一人ではちょっと大変かなと思い、
私が風磨にも手伝わせる気満々で、家で勉強会をしようと提案したら喜んでやって来た紫耀。
『え？何この感じ、また俺が教えんの？笑』
前回もそんな流れになった事を思い出したのか、風磨が苦笑いで紫耀を見れば、
『基本はAに教えてもらうつもりだけど、風磨くんにも手伝って頂けると心強いかな〜って♡笑』
紫耀は笑顔で風磨を見つめながら、可愛らしくお願いしていた。
「風磨が居てくれると私も助かるなぁ〜♡笑」
風磨は私がそう言えば、絶対に断れないのをわかっていてあえて甘える私。
『はいはい、わかったわかった』
私の頭をポンポンしながら、渋々ながら了解してくれる風磨。
「お兄ちゃんありがと〜♡笑」
『お前はそういう時だけ妹感出すなっつーの笑』
いやいや、風磨さんよ。
そう言いながら、めちゃめちゃデレッデレの顔してますけどね？笑
そうして、おバカな紫耀との勉強会は私と風磨の二人体制で教える事になった。
最初は私が教えていたのだが、案の定いちいち説明するのに疲れてきた私。
『私もうギブ!!風磨、選手交代お願いしまーす笑』
『え〜もう？早くね？笑』
「だって紫耀が全然理解してくれないんだもん」
風磨が半笑いで言ってきたけど、私の教え方が悪いのかいまいち伝わっていなかった。
『紫耀、お前大丈夫か？
本気でおバカ直さねぇと、他の男にA取られちゃっても知らねぇぞ？笑』
「いやいや、風磨は何の話をしてんのよ笑」
『A、可愛いからモテモテじゃんか？
何か、岸も本気でおバカ直してお前と付き合う気満々みたいだし？笑』
風磨が楽しそうに笑いながらそう言えば、紫耀が急に焦った顔で私を見た。
『え？俺そんなの聞いてないんだけど!!
もしその人がおバカを直したら、Aと付き合う約束をしてるってこと？』
紫耀はめちゃめちゃ拗ねた顔で私を見つめながら、とんでもない勘違いを口にした。
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ひかる(プロフ) - 小袖さん» まぁしゃあなしですが付き合えてよかったですね♡(ツンデレ感)笑 完結までお付き合い頂きありがとうございます!!! (2022年9月24日 14時) (
レス) id: a5e5ff503d (このIDを非表示/違反報告)
小袖(プロフ) - 無事岸くんと付き合えて安心しました！完結お疲れ様です！ (2022年9月24日 8時) (レス) @page50 id: 086580d8cf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひかる
| 作成日時：2022年4月6日 23時
