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「ここが...」
「これはひどいな」
A達の目の前に現れた景色は酷いものだった。
家だったであろう瓦礫、その瓦礫にこびり付いた乾いてどす黒くなった血。さらに異臭までする。
思わず鼻を覆いたくなるような肉が腐った臭い。
_____ここがネヤ村だ。

「死体は流石に回収されているか」
「放置しとくわけにはいかねーだろ」
「死体から分かること無いかなと思ってたんだけど」
期待外れだったか、とAは肩を落とした。
でも、どんな魔物が村を襲ったのかここに来てやっと分かりそうだ。
「A」
「分かってる」
どうやらこの村にはまだ魔物が蔓延っているようだ。
いつものように戦闘準備をする。
勿論Aの武器はデカいハンマー。

「グルルル」

現れたのはジュエルモンスターだった。

ジュエルモンスターとは、鉱石や宝石が多い洞窟から稀に現れる槍脚鎧蜘蛛(ナイトスパイダー)、吸血蝙蝠(ジャイアントバット、甲殻蜥蜴(アーマーサウルス)などが宝石化した物である。

ジュエルモンスター達がAとディーノを取り囲む。
「ガァァ!」
その声を皮切りに一斉にジュエルモンスターが襲いかかってきた。
Aはモンスターを片っ端から薙ぎ倒して行く。言わずもがなディーノは観戦である。

「流石Aー。瞬殺だな」
Aは最後のジュエルモンスターの頭をハンマーでかち割ってからディーノにピースしてみせた。
しかし、直ぐに暗い顔になって思案する。
「ただでさえ珍しいジュエルモンスターがこんなに沢山、しかも人里にまで降りてきて人々を襲うなんて...どういう事?」

「これはしっかり調べる必要がありそうだ」
「そうだね」
____________

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ごまのサブ - ユリウスさん» 照れますな (12月30日 19時) (レス) @page13 id: 9ddf1ae992 (このIDを非表示/違反報告)
ユリウス(プロフ) - めっちゃおもろいっす!! (12月29日 23時) (レス) id: 2342ffa3f9 (このIDを非表示/違反報告)
ごまだんご(プロフ) - きぬ田さん» うわあああありがとうございます!!!私もきぬ田さんの作品見てます!!実は話の構成に自信なかったんですけど同じ夢小説書いてる人に面白いって言われるの本当に嬉しいです!お互い頑張りましょう!!! (12月7日 21時) (レス) id: ac87693953 (このIDを非表示/違反報告)
きぬ田(プロフ) - ええぇぇぇめっちゃ面白いです!見つけた時は心の中で発狂してました笑高校受験も頑張ってください!私もディーノ夢を書いているのですが、同じ年代の…況してやこんなに文才があり過ぎる方も書いていただなんて嬉しすぎます!これからも陰ながら応援させていただきます (12月7日 18時) (レス) id: f1e01a76a5 (このIDを非表示/違反報告)
ごまのサブ - SOMA205さん» そりゃよかったでござんす (12月6日 17時) (レス) @page3 id: deac972eca (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ごまだんご | 作成日時:2023年12月4日 0時

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