ハナオンニとミンオンニ ページ16
「チャーン♪」
グラスをカチンと合わせる
約束通り、ハナオンニとご飯へ来ていた
連れて来てもらったお店は、料理が美味しいと評判らしい
案内された席は個室で、広めの贅沢な空間だった
大きめのテーブル囲む様に三人掛けソファーが三つも置かれていて
ハナ「初個展、おめでとう。」
「ありがとうございます。」
ハナ「ミンと一緒に、行ったんだよ。」
「そうだったんですか。ミンオンニ、会いたいです。」
ハナ「だと思って、ミンも呼んでおいたから。」
「すごく楽しみです。」
ハナ「本当、久し振りだよね。」
「はい。」
ハナオンニと展示会の話しや、韓国で撮影した写真を見ながら待つ
何杯目かのお酒がテーブルに運ばれて来た頃、ミンオンニが到着した
ミン「A！！」
「うっ。」
ムギューッと豊満な胸に、抱き込まれた
い、息が出来ない
ハナ「ミン、Aが死んじゃう(笑)」
ミン「ごめん、ごめん(笑)」
ミンオンニから解放されて、酸素を吸う
「チャーン♪」
ミン「ね、カイたちに聞いたよ。防弾の付き人してるんだって？」
「はい。」
ハナ「今は、ダサい方じゃなくていいの？」
ミン「ダサい方？」
ハナ「さっき楽屋来た時に、撮影したの。えーっと、これこれ。」
ハナオンニの携帯画面を見たミンオンニが、大口開けて笑っている
「あれは、彼らの前だけで。外出している時は、元通りです。いつもじゃ、ありませんから。」
ハナ「ねぇ、仕事どう？楽しい？」
ミン「メンバーとうまくいってる？」
「・・・実は、」
出会いから今日までのことを二人に素直に話した
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作者名：薫
| 作成日時：2017年12月4日 13時
