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尾条さんとアイツが、警察に連行されて行く姿をぼんやりと見送る私
傍にいた岩田が、微かに震えている私の肩を優しく抱き寄せた
「華村さんと岩田さんの交際を知った尾条が、あなた方を別れさせるために薄井へ話を持ち掛けました。華村さんを襲わせた理由は、あなたを誰とでも寝る女だと噂を広めさせる為だったと。」
翌日の事情聴取で、淡々と話す刑事さんから聞かされた事件の動機
それ以上でもそれ以下でもない、ありきたりなモノだった
「え、はぁ、そうですか・・・。」
それにしてもメンバーでさえ気づいてなかったのに、あの人よう気づいたなぁ
始めの頃？復縁した時？
どっちにしても今はちゃうのに、ええ迷惑やわ
「あー思い出しただけで、むしゃくしゃする。」
今からでも、ぶん殴らせてくれないかな
「じゃあ、気晴らしに遠出でもする？」
警察署の近くまで迎えに来てくれた岩田
帰りの車内で愚痴っていたら、嬉しい提案
「する！」
「よし、出発！」
予め目的地は決めてあったようでカーナビがセットされていたし、お泊まりセットが入ったボストンバッグも用意されていた
「着いたよ〜。」
日が暮れる頃、ようやく目的地に……
薄暗い駐車場？ほんまにここなん？
促されて車から降り、ボストンバッグを持った岩田の後ろをついて行く
「これって、隠し通路？」
「みたいなものかな。」
「ふーん。」
奥へと進むと入口らしきドア
そのロックを解除して中へ入ると………
「うわぁ、いかにも有名人が来そう。」
「だって俺、有名人。」
「あー、そうでした。」
「いらっしゃいませ、岩田様。お待ちしておりました。御食事は19時頃、御部屋へ運ばさせて頂きます。何か用が出来ましたら備え付けの電話をお使い下さいませ。」
挨拶を交わした若女将に見送られ、今からガラス張りの渡り廊下を通って部屋へと向かうらしい
温泉の場所や部屋の説明など、慣れた様子の岩田にちょっとムカつく
「どうした、眉間に皺。」
「何でもない。」
「そんなわけないでしょ。何か気に触るようなことあった？」
「だから、何でもない。」
「じゃあ、そんな顔するなよ。」
「元からや。」
「はぁ〜。」
呆れたのか疲れたのか溜め息をつく岩田
どことなく気まづい空気が漂い始めて、思わず逃げたくなった
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薫(プロフ) - ユキさん» 近くで…羨ましい！岩ちゃんは、相変わらず忙しいお人や。朝ドラかぁ、楽しみですね。 (9月27日 22時) (
レス) id: 178dc43f4a (このIDを非表示/違反報告)
ユキ(プロフ) - 薫さん» 元気でしたけど、今年は、暑かったです。先月三代目ファンミーティング行きましたけどメンバー近くで見れました。来年から岩ちゃんポメラニアン🐶は、朝ドラ出ますね😃♥️ (9月27日 22時) (レス) id: e86d7cf610 (このIDを非表示/違反報告)
薫(プロフ) - ユキさん» お久しぶりです。お元気でしたか？コロナにかかって以来、体調不良で滅入っています。最近少し、マシになりましたが。ツアー参加できるほど、元気に戻りたいです(*_*) (9月27日 22時) (レス) id: 178dc43f4a (このIDを非表示/違反報告)
ユキ(プロフ) - 薫さん» お久しぶりです😄またドームツアーありますね😄♥️ (9月27日 9時) (レス) id: e86d7cf610 (このIDを非表示/違反報告)
ユキ(プロフ) - 薫さん» 29日に三代目新曲とCMオンエアされるから楽しみですね😉♥️ (5月27日 8時) (レス) id: e86d7cf610 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：薫
| 作成日時：2023年3月28日 19時
