30話-約束 ページ33
A「……。」
午前の授業を終え、昼休み…私Aは屋上に来ていた。
A「空が綺麗」
風がAの髪を揺らす
ギギッ
吉良「……」
A「…」
吉良「なにしてんだよ
お前」
A「え?」
吉良「俺の目の前でタヒのうとすんな」
A「違うよ!空を眺めてたの!」
吉良「んだよ」
A「あなた、A組の吉良ヒロトくんだよね?」
吉良「ヒロトでいい
お前は?」
A「日向川A」
吉良「A…B組のモテ女か」
A「何それ」
吉良「俺のクラスで騒いでるからな
日向川A、お前のこと
ま、確かにそこらの女よりは」
グイッと顔を近づけるヒロト
A「///」
ポッと顔が赤くなるA
吉良「ハハッ
そんなんで顔赤くすんのか」
A「だってさっき会ったばかりだし」
吉良「…そうだな」
A「ヒロトはなんで屋上に?」
吉良「クラスのやつらがうるせぇから」
A「…そうなの?」
吉良「ああ
なあ、お前さ」
A「ん?」
吉良「……いつも屋上に居るのか?」
A「まあ」
吉良「…んじゃ
明日もここに来いよ」
A「え、なんで」
吉良「…お前とまた話したいからだ
んじゃあな
そろそろ午後の授業始まるから教室戻れよ」
A「ヒロトはどこ行くの?」
吉良「サボれるところ見つけに行く」
A「授業にはちゃんと出なさいよ!」
吉良「お前は俺の母親か
ん、また明日な」
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作者名:ひばり x他2人 | 作成日時:2019年1月18日 17時