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停電 ページ17

〜ヤマトside2〜

俺がお風呂を上がると、
交代にAがお風呂に入った。


何もすること無くて、テレビを付けてた。

テーブルには、水が用意してある。


Aが風呂からあがるの待ってる.


【バンッ!】

一瞬で真っ暗になった。


ヤマト「Σはぁ?!停電か?」

《きゃぁ〜!!》


外からAの叫び声!


急いで露天風呂に向かうけど、
真っ暗で何も見えない。

壁や、家具にぶつかる。

手探りで壁伝いに露天風呂に向かう。

露天風呂の脱衣場に着くと、
鍵を閉めて入った筈の鍵が開いてる。


ヤマト「ΣAっ!大丈夫か?」

A「Σヤマト、助けて!」


薄く光る月明かりを頼りに、
脱衣場に入ってく。


A「待って!ヤマト!

バスタオルを先に取って!!」

ヤマト「Σえっ?!バスタオル??

...あっ!」


風呂に入ってたってことは...

微かな月明かりと手探りで、
バスタオルを取る。


ヤマト「バスタオル取った!
どうすれば良い?」

A「後ろ向いて、此方に渡して!」

ヤマト「あぁ...」


後ろ向いて、後ろに手を伸ばす。


【バチャ...ピタッ...ピタッ...ピタッ】


手からバスタオルが取られる。


A「有り難う。出て。」


ヤマト「あ...うん。」


そのまま振り返る事も出来ずに。

Tシャツの裾を捕まれた。


ヤマト「大丈夫か?」

A「うん...」

ヤマト「ゆっくり歩くから...離すなよ。」

A「有り難う。扉の外で待ってて。」

ヤマト「分かった。」


脱衣場に着くと、
AはTシャツを離す。


俺は脱衣場の扉の外で待つ。

扉一枚しか...隔ててる物は無い。

鍵も掛かってない。

風呂上がりのAが其処に居る...。


※行っちゃおうかな...ダメだろ!


心の天使と悪魔が戦う。

本能と理性の戦いか。

暫く、両者の戦いが心の中で続く。


ヤマト「うわぁ〜」

A「Σ何?!ヤマト、大丈夫?」

ヤマト「いや!大丈夫!!」

A「何なの?!驚かせないで!

大丈夫なら良かったけど。」

ヤマト「うん。大丈夫!!」


また暫くして、着替えたAが出てきた。

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作者名:アヤコ | 作成日時:2017年11月20日 17時

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