かっちゃんの幼なじみの女のコ５【ヒロアカ】 (ページ2)

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♡

「詠守あんな個性持ってたのかよ！？」

「知らなかった…」

応援席でみおんなが口々にそんなことを言っている

まぁ、澪ちゃんのこの個性を知ってる人って小学校同じ人くらいしかいないよね…

何で使わないかは、僕とかっちゃんと夢宮さんしか知らないけど

「ねぇ緑谷」

「夢宮さん…どうしたの？」

「爆豪、絶対使わせに行ったよな？澪に」

「…うん。きっとそう」

さっきまで動いてなかったのは、話していたからだろう

「いつまで使わないんだ」…ってとこかな

「…バカだろ、アイツ。澪のこと思うなら、普通は使わせないっしょ…」

「うん…。でもかっちゃんは多分、澪ちゃんに全力を出して欲しかったんだと思う…」

「はー…。使わせなくていいよ…どんどん澪が強くなるじゃんか」

「あはは…」

澪ちゃんはかっちゃんに向けて次々とクリスタルを放っている

色は、黄色からオレンジ色へと変わっていた

えっと確か、オレンジ色の感情は…

「澪ちゃん今…ものすごく楽しんでる」

「はあ？」

「どういうこと？」

「澪ちゃんのあの個性…感情によって色が変わるんだ。えっと…黄色は、焦り、かな？」

「なるほど…」

…楽しんでる、か

僕が澪ちゃんの枷を外したかったな、なんて…

「そういやこの個性…見覚えがあるぜ！数年前に事故で亡くなった「クリスタル」ってヒーローと同じだ！」

「いやでも似てなくね？」

「そーだよ。澪はクリスタルの娘。でも、これ以上口外はすんなよ。アイツ、そう言われんのの嫌いだから」

「分かった！」