色気がすごいよ夏油くん 【夏油傑】

任務はだるいよ夏油くん ページ3

＿





｢はぁ？？任務ぅ〜？無理｣


｢無理も何も、仕事だからね｣




まあ、夏油くんと一緒ならいいじゃないか。そう自分に言い聞かせる。

正直言って呪霊討伐の任務はあまり好きではない。呪術師になったのもお金のためだし。





｢私がサポートするから、ね？｣


｢はい！！行きます！！！｣


｢ちょろすぎないお前｣




そんなあざとくお願いされたら行かない訳には行かない。隣の五条は無視。







……
…



｢ひぃぃぃ！！無理〜〜〜！！！夏油くん！！！｣


｢Aは戦闘スイッチ入れば強いのに、それが入るまでなかなか時間かかるよね｣



やっぱり任務は嫌いだ。キモイ呪霊に追いかけ回されるのはもうゴメンだ。あれ、これ前回も思ってた気がする。




｢ほら、頑張って｣


｢頑張りますうぅぅ〜〜〜〜｣



夏油くんはなんでそっちにいるの？？助けて？？





｢自分で祓えなきゃ意味ないよ。これから私がついていけない任務もあるだろうから｣



｢え、無理……夏油くんいなきゃ無理……｣




はぁ〜……と長い溜息を吐く夏油くん。え、なんか言っちゃダメなこと言った私？




｢ほら、そんなこと言ってないで早く祓って。後30秒以内に祓えたら私の奢りでなんか食べていいよ｣


｢マジすか？？しゃっおら！！！死ね！！！呪霊！！！！！｣



｢君のやる気のオンオフ、正直言ってちょっと怖いよ｣

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