【カゲプロ】桜恋【セト】

ちょっといいかな ページ16

〜夢主side〜


セト君が中学生時代のことを話はじめたのでそれを阻止するかのように話に割り込む







貴方「せ、セト君……ちょっといいかな…？」







セト君との思い出は……2人だけの思い出になっていればそれでいい


そんなことを思ってしまったのだ……







セト「……？いいっすよ」







セト君の服の袖口を掴み、扉に向かって歩いていく







セト「……ちょっ?!///


A……？」







貴方「い、いいから…！」







さっさと廊下に連れ出すと手を離す







貴方「セト君……まずは、えっと





ありがと……」







セト「……？


あ、あれっすか？別にいいのに……」







先程、助けてもらったことに対して御礼をする







でも……違う……それだけじゃない



伝えなきゃいけないことがある



私の今の気持ちからは逃げられそうにないから




伝えたい…!!







そう思いながら重い口を開く







貴方「あ、あの……！


中学生のときの話は……セト君だけに覚えててもらいたい……って言うか………




ほ、他の人に聞かれたくないって！

……そう思ってたら連れ出しちゃって






…………ごめん」







やっと出た言葉は震えていて、今にも消えそうで……









この苦しい気持ちはなにのせい…？

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