【あんスタ！！】年の差なんて関係ない！【桜河こはく】 (ページ12)

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ただの知り合い1 ページ12

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｢あれ～？こはくっち！なんだか楽しそうだね！｣

｢らぶはん、バレてしもうたか｣

コッコッコッ、と笑ってスマホを見えないように誤魔化す。

あの日彼女と出会ってから数こそ少ないものの、毎日メッセージのやりとりをしている。

おはようからおやすみまで、こんなに楽しいのは初めての感覚で暇さえあれば練習の隙にスマホを覗くようになってしまった。

｢気になる～！けどこはくっちから話したいって思うまでは俺も我慢するね！｣

｢おおきに、らぶはん。ぬしはんのそういうとこ好きやで｣

｢はうぅ！ずるいよぉ～、らぶ～い…！｣

アイドルに恋愛は厳禁と言われている。
特にコズプロはそういった週刊誌に載るようなことは許されない。
副所長からの大雷が落ちてくるしどんな罰が降ってくるのやら……。

なーんて、惚れた自分が悪いんやけどな。
仕草、声、表情、全てに惹かれてしまった。
家柄色んな女性を見て育ったが何も感じなかったのが不思議なくらいだ。

彼女は、恐ろしい人だ。