24-2 ページ2
梅子(Aの母)「それで、これはこう...」
A「はぁ、」
今は居酒屋の仕事を教えてもらってる。
まぁ、出す料理は、昔良く食べていた馴染み深いものだったので、作り方も大体は知っている。
だから問題無いよね☆という母の無茶振りで、今日から店に出ることになってしまった。
開店は夜かららしいから、まだ時間はある。
初めての接客業で、不安なことだらけだけど、人と接するのにも慣れなきゃいけないからな。
“お見合い”のために。
お見合いなんてしたくないなぁ、
私は一生独身でもいいんだけどなぁ。
そんな私の想いは母には通じず。
やはり孫の顔が見たいようで。
梅子「....ねぇ、聞いてる？」
おっと、完全に自分の世界に入ってた
梅子「ったく、あんたって子はいつも...」
ガミガミと怒り始めた母の言葉を遮るように、私の携帯が鳴った
...ナイスタイミング。
A「ちょっと、電話出てくる」
梅子「あっ、ちょっと！！
もう、ほんと話聞かないんだから...」
外に出て、ケータイの画面を確認する
A「げ...トド松」
まぁ、ちょうどいいかも。
ここで踏ん切りつけよ。
A「...もしもし」
トド松「あっ！！！Aちゃん？！」
A「うん、何か用？」
トド松「何か用？じゃないよ！！手紙見た！！どういうこと？！」
A「そのまんま。いろいろあって千葉に引っ越した」
トド松「いろいろ？！いろいろってなにさ！」
A「いろいろはいろいろなの。家庭の事情ってもんだよ。あんま首突っ込まないの」
トド松「ッ...!!でも！」
A「トド松。」
自然に、自分でもびっくりするくらいの冷たい声がでてしまった。
A「あまり首を突っ込まないでよ。頼むからさ。もうね、私たちはね、関係ないの。わかる？これ以上不毛な会話はしたくないの。」
優しく、
諭すように。
圧をかけるように。
自分に、言い聞かせるように。
そう、これ以上あなた達と話すのは、とってもナンセンス。
じゃないと、あの町に帰りたいって、そう思っちゃうから。
おそ松「代われ、トド松」
やはり
________________________________________
次回→『しょうがないこと』
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 159人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「アニメ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ざわﾇﾎﾟｩ(プロフ) - サナ♪さん» どどどどーなるんでしょう！！(((応援ありがとうございます！頑張ります三ヾ(*´ω`)ﾉﾞ (2016年4月4日 23時) (
レス) id: f34aba9284 (このIDを非表示/違反報告)
ざわﾇﾎﾟｩ(プロフ) - 春空さん» コメントありがとうございます！！リ...リア充!!この小説が爆破されるかもしれない...!!((( 教えてくださってありがとうございます！！ (2016年4月4日 23時) (レス) id: f34aba9284 (このIDを非表示/違反報告)
ざわﾇﾎﾟｩ(プロフ) - 紅牡丹さん» 本当ですか！！よかったです(*´ω`)し、死なないでェェェェェ！！！ (2016年4月4日 23時) (レス) id: f34aba9284 (このIDを非表示/違反報告)
サナ♪(プロフ) - どどどどーなるのっ！？次回予告でちょっと焦った！続きが気になります！！更新頑張ってください！！ (2016年4月4日 22時) (レス) id: 4361127c65 (このIDを非表示/違反報告)
春空(プロフ) - 一松(にかきらず何松でもいいから)くっつけてリア充小説がいいです！ (2016年4月4日 21時) (レス) id: 4df016aaac (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ざわﾇﾎﾟｩ | 作成日時：2016年3月22日 20時
